大和市民活動センター


FMやまと

やまとっこ☆みつけた2008年の放送

毎週火曜日午前9:05〜9:50はFMやまと(77.7MHz)へスイッチON、
SUNNY-SIDE MORNINGの中で「大和市民活動センターだより
{やまとっこ☆みつけた}」をON AIR!

大和市民活動センターに登録の市民活動団体が続々出演中

2008年

第55回  12月23日  引地川水とみどりの会「こどもエコクラブ」

引地川水とみどりの会「こどもエコクラブ」は大人たちと一緒に引地川の清掃をしているグループです。 大和市立引地台小学校の藤原くん(6年)、清水くん(5年)、荒井くん(4年)のお話を聞きました。

◆参加しようと思ったきっかけを教えてください
藤原くん:川や水が好きだったから。
清水くん:みんながやっていて楽しそうだったからです。
荒井くん:川のゴミを見て、いつも、参加しようと思いました。

◆川や、川に捨てられているゴミを見てどう思いますか。
藤原くん:なぜこんなにたくさんゴミを捨てるのだろうと思う。
清水くん:へってほしいなと思います。
荒井くん:昔とくらべて、きれいなときに川掃除をやってよかったなと思います。ゴミを見たら拾わなきゃと 思います。

◆川の活動で楽しいと思うこと、いやなことは何ですか。
楽しいこと:お弁当があるとき。ボールが拾えること。
いやなこと:(ビニール袋に入った)犬の糞が川に捨ててあること。冷たくて足がしびれたとき。

◆ラジオを聞いている皆さん、小学生にメッセージをおねがいします。
もしよかったら、ラジオを聞いているみなさん、ぜひ、参加してみてください。
連絡先:TEL 046-264-8957
ホームページ:引地川水とみどりの会

 

第55回  12月16日  NPO法人地球の木

「NPO法人地球の木」は1980年後半に起きたアフリカ飢饉への緊急支援をきっかけに設立されました。誰にでも できることとして、1ヵ月にランチ1食分の500円を集め、主にアジアの人たち(フィリピン、ラオス、カンボジア、 ネパール)の自立のための支援活動が始まりました。
定期的な活動として、地球の木が開発した教材「マジカルバナナ」で地球市民教育のワークショップを行っています。これは、バナナを通して世界を見ることにより、自分たちの暮らしを見つめなおそうというもので、小学校や 中学校への出前講座として開催しています。また、文字が読めないとどうなるかを体験していただくワークショップ 「マジカルシュガー」が近々完成します。ネパールの家族ゲーム「毒のコップ」などもあります。

フィリピンではネグロス島のさとうきび労働者が家族農業に移行するための支援を行ってきて、3年前に目標の 50家族が農業に従事できるようになったのを見届けて、フィリピンの支援は終了しました。ネグロス島では支援先の 家族の家に泊めていただいて、暮らしぶりを見てきたので、その後の様子が気になり、2年後に訪れた時にしっかりと 自立の道を歩みはじめている家族に再会したときは感動しました。

「地球の木では会員になって地球の木の活動を支えてくださる人を募集しています。また、地球の木カレンダーを 販売中です。購入していただいた金額のうち450円が支援金にまわります」
地球の木事務局:TEL 045-228-1575
            FAX 045-228-1578

 

第53回  12月9日  チーム ピース チャレンジャー

「チーム ピース チャレンジャー」は、全人類が平和で豊かに連帯して生きられる人間社会をつくるために、 このままじっとしていてはいけないとやむにやまれぬ気持ちで立ち上がり、あらゆる事を見つけて行動している、 3人の女性が中心に立ち上げたチームです。世界が大きく変わっていく中で、日本人として生まれてきた意味を深く 捉え、1人の人間としてどう生きていくことが最も大切なことかをしっかり見つめ、気づき、行動できる会でありたい と行動しているNGOです。

定期的な活動として、フェアトレード・国際交流カフェを開催しています。フェアトレードとは、特に直接生産者 と取引することにより、農村や貧しい人々が永続的に生活できるよう自立支援をすることです。また、バングラデシュ のストリートチルドレンの手形が入ったTシャツの販売をしています。ダッカの大学生がボランティアでTシャツに絵を 描き、そこにストリートチルドレンが手形を押して仕事にしています。このおかげで、子どもたちは物乞いの生活から 脱却し、今は、屋根のあるホームで共同生活しています。他には、世界の各国、日本政府に2つの政策提言をしており、 1.女性子供省の設立 2.クォーター制の導入の2つを掲げています。この政策提言実現のためにも女性の政治学 勉強会、寺子屋塾を開催し政治に対する女性の意識拡大を計っていきたいと考えています。

「チーム ピース チャレンジャーは、これからも世界中の子どもたちの未来のために何でも挑戦し、たくさんの 方と思いを共有し行動していきたいと思っています。幼稚園、学校、父母会等で、アジア諸国の様子を講演させて 頂いています。呼んで頂ければどこにでも参りますので、宜しくお願い致します」

 

第52回  12月2日  NPO法人 ワーカーズコレクティブ チャイルドケア

「NPO法人ワーカーズコレクティヴ チャイルドケア」は主に大和市内で活躍している有償ボランティアの 子育て支援の市民団体です。
1999年に市の子育て支援制度を調査した時、公的制度では不十分だと感じた仲間が集まり、2000年に活動を スタートさせました。当時、幼児虐待の事件等が頻繁に報道されるのを見て、母親たちを責めるだけでなく、 地域でのつながりを作っていきたいと思い設立されました。子育て支援を提供する正会員と利用(支援を受ける) する会員、どちらも会員制で構成されています。子育て中のお母さん、お父さんのレスパイトと、働く親たちへの 支援をしています。具体的には子どもの送迎、預かり、産後の家事援助や沐浴、また、市からの委託事業として 「こどもーる(親子つどいの広場)」を受けています。年末助け合い共同募金活動にも毎年参加しています。
「みなさん、ほんの少しの空いている時間を、ぜひ“未来の大人たち”のために役立ててみませんか?」
連絡先:NPO法人ワーカーズコレクティブ チャイルドケア

 

第51回  11月25日  ヴィーナス

「ヴィーナス」は次世代を担う子ども達のために、環境や食育を共に考える団体です。現代の健康づくり に必要な事は、身体的健康と精神的健康です。そのために、体をつくる食育や、精神をつくる環境について 情報交換をしていきます。9月から新たにスタートし、時には各自が手作りのお菓子などを持参し、どれほど 体に良いか、簡単かを自慢しあっています(笑)。また、私達の口へ入る物がどの様な流通で届くのか、どんな 経路があり、安全性はどうなのかを各自が研究し発表しています。人間の体に良い事は環境にも良いので私達の 一歩が次世代に良いメッセージになれば幸せです。

「体は自分が選んだ物でできています。現代社会において、心も体も健康であるためには知識が必要です。 まずは自分が知り、家族を、そして次の世代をご一緒に守りませんか?」
連絡先:sanae.shonan@jcom.home.ne.jp

 

第50回  11月18日  深見中原自治会

深見中原自治会は昭和38年に発足、大和市深見西1〜4丁目の一部です。小田急の左側・相鉄の北側に位置され ます。現在約400軒の組織で、「気楽に参加できる自治会」を目差しています。活動が限られている区域、活動に 会費(自治会費)を徴収しているのは市民活動とは異なると言われたこともありますが、双方、運営は「ボランティア 活動」で、営利目的ではないのは周知ですし、「開かれた活動集団」を目差している共通点もありますので、市民 活動センターに登録しています。

活動は自治会の皆さんの輪が広がる趣旨で色々とやっています。その内、段々と自治会同士の共同活動に広がり 地域の枠を超えた話し合いも行って、開かれた自治会を目差しています。お知らせやチラシの頻度は他の自治会に 負けないくらい活発です。

人々の交流には場所があることが大変重要です。深見中原自治会では今年の5月に自治会舘「ふれあい会館」を つくり、自治会の交流場を設けました。みなが気楽に寄れる会館です。今月から「ふれあい会館での交流活動」を はじめ、毎週指定曜日を自治会館開放日として「ちぎり絵」「パソコン」などの集いをしていく予定です。また、 人が集まると何かが生まれます。ふれあい会館を予約なしでぶらっと立ち寄れる体制をつくる予定でいます。

「深見中原自治会は『楽しい活動』『明るい仲間』を目差しています。これからも大和市民活動センターとの 「社会資源」「人材交流」「活動参加」を通して学ばせてもらい、輪を拡げていきたいと思います。機材や設備の 有効活用の面からも支援して、イベントに参加していきたいと思います。開かれた自治会を目差します」

 

第49回  11月11日  NPO法人やまとCAPひまわり

アメリカで生まれて日本に合わせて紹介されたCAP(子どもへの暴力防止)プログラムを実施しています。 子どもたちが自分で自分を守れるように考えて作られた、人権教育を基にした暴力防止プログラムで、幼稚園、 保育園、小中学校を中心に活動しています。

1997年、神戸の児童連続殺傷事件をきっかけに、マスコミでCAPの活動が紹介されました。それをきっかけに 大和市でも勉強会が始まり、1998年に立ち上げられました。メンバーは10人、子どもの人権が守られ、子どもが 本来持っている力を発揮できるような社会を作ること、また、子ども自身が自分を守る術を身につけていくように 働きかけていくことを目標に活動しています。

「すべての子どもたちの『安心、自信、自由』が守られ、人として大切にされて生きられる地域をいっしょに 作っていきたいと思います。大人ワークショップにも足をお運びください。」

12/4(木)つきみ野学習センター304室にて「インターネット・携帯電話の安心・安全な使い方」を行います。
ご予約はFAXにて:046-272-2520

 

第48回  11月4日  NPO法人地域家族しんちゃんハウス

交通事故で重度重複障碍となった息子が地域で生活するのに理事長自ら必要と感じて居場所作りをし、亡くなった 息子と同じ環境にある方に使って頂きました。
社会制度として自立支援法がスタートした時点で「子どもの居場所」作りにパイを広げ、学童保育という運営形態 をとりながら、障碍がある方からお年寄りまで集える場所となる活動をする中で子育て支援の重要性に気付き、 2003年にNPO法人を取得しました。
それから4年後、協働事業・委託事業を市と共に運営し、現在は子育て支援を通して目に見えない物の考え方 を発信しています。

 

「女の人が子どもを産んだ瞬間に『ママ!』になっちゃいます。がんばる『ママ』はbabyの為に全部自分が知って なきゃ、ちゃんと育てなきゃと思いがちですが、アフリカでは『子ども一人が育つには、一つの村が必要』と言われて います。日本の現状ではなかなか難しいのですが、私達は少しでも『村』の役目を果たせるように『ママ』達を バックアップしたいと思っています!」
NPO法人地域家族しんちゃんハウス 連絡先: 046−275−7955

 

 

10/28 カッコーフェスタ’08「やまとっこ☆あつまれ」参加団体

 

(拠点やまと会長 関根)
今から2年前に「活動だけじゃ物足りない!交流しなけりゃ始まらない!」を合言葉にした市民活動センターまつり が行なわれ、「活動交流まつり→活交」から「カッコーフェスタ」というネーミングが生まれました。3回目の今年の テーマは「やまとっこ☆あつまれ」です。市民活動団体の団体同士の交流はもちろんですが、多くの市民の方と 出会って、またその市民の方たちに市民活動を体感してほしいと思っています。また、かながわ県央マンション管理 組合ネットワークの向井さんからご提案をいただき、このFMやまと毎週火曜日「朝ラジホッとスクランブル 大和 市民活動センターだより『やまとっこ☆みつけた』のスペシャルバージョンとして8日(土)15:00〜16:00「やま とっこ☆あつまれ」というイベントを行います。FMやまとのパーソナリティのジョニーさんも参加してくださいます。 ぜひ「やまとっこ」集まってください。

 

(PCフォトクラブやまと 鐘ヶ江さん)
私たちのグループは8日(土)は展示、9日(日)にデモンストレーションを行います。水彩ソフトを使ってパソコンで 絵を描くということを体験していただきます。他にはクリスマスカードを作って葉書大に印刷してお持ち帰りいただく ことなどいたします。

 

(やまと災害ボランティアネットワーク 平原さん)
1つ目は中越地震の写真の展示、2つ目は新聞紙を使ってスリッパや簡易トイレの作り方をお教えします。本当に簡単に 作れます。「地震が起きたら」という心構えをするきっかけになっていただければと思います。他には阪神淡路大震災 の被害者が6000人と言われていますが、6000人という人数がどれくらいのものか、実際に感じていただける展示を 行いたいと思っています。

 

(かながわマンション管理組合ネットワーク 向井さん)
第1回目のカッコーフェスタからマンションにおけるいろんなトラブルのご相談、マンション管理相談をやらせて いただいておりますが、今年はマンションで特に苦情の多い生活騒音とかペット飼育にともなうことなどを中心 としてご相談に応じたいと思っております。また、緊急時災害時の救助に重要な居住者名簿を作る際の考え方など をご紹介したいと思っています。
6月にFMやまとに出演してからこの番組を聴くようになり、実にいろんな団体が多才な活動をしていることを知り ました。聴いてみると似ている団体というものもあり、そういう団体の方と交流をすればさらにまたいろんな成果が あがるのではないかと思い、ぜひ今度のカッコーフェスタでこれまでの出演団体の方に集まっていただいて交流が できるといいと思い、『やまとっこ☆あつまれ』を提案いたしました。

11月8日(土)・9日(日)カッコーフェスタ'08『やまとっこ☆あつまれ』ぜひご来場ください!

 

第46回  10月21日  大和地区日中友好協会

戦後間もない昭和26年にスタートした団体です。まだ日中の国交が始まっていない時期からこのような活動が始まり ました。メンバーは現在20名です。活動内容は一口で言うと日中の文化交流活動ということになりますが、具体的には、 中国映画を鑑賞する会、書画写真展、春節の集いなどを行い、他には中国語教室、太極拳教室を開講しています。 また、大きな行事として3年に1度、中国歌舞団公演を行っており、大勢の皆さんに来ていただいています。

上海、北京、蘇州などへの旅行も5回ほど行い、実際に中国の人民と直接話し合って交流を深めました。昨年、洛陽 での「日本語弁論大会」では審査を務め、中国の高校生とも交流する機会が持てました。

 

四川の大地震があったときは、「日中友好協会」としてなにかお役に立てないかと思い、街頭で募金活動をしました。 中学生や小学生のお子さんたちが小銭を入れてくださって嬉しく、胸を打たれました。

 

長い日中の歴史があり、不幸な時間があったけれど、やはり戦争は終わったのですからこれから仲良くしていかなきゃ いけない。政府レベル、会社レベル、それよりもやはり民間の中国の国民と直接会って理解を深めることが平和につな がるという信念が、この会を設立した大先輩の築いてきた教えです。実際に世代を超えての交流が生まれています。

 

「私どもの企画、催し物にぜひみなさん一度参加していただきたいです。いろいろ楽しい企画があります。意見は 違っても大いに議論して相互理解を深めていくことが大切だと思っています。どうぞよろしくお願いします。」
神奈川県日中友好協会

 

第45回  10月14日  生産者と消費者が手をつなぐ会やまと

市内の生産者と消費者が、地産地消の取り組みで農業を支えるとともに安全な農作物を手に入れる活動をして います。1979年に、都市化の中で営農が困難になる中、生産者と地域住民が手をつなぐことで農家経営を続けよう とする当時の青年生産者と知人の消費者が、「近くに住んでいるのだから作っている人の物が直接ほしい」という 要求の中で、そういう流通形態を作ろうということで会が発足しました。現在は市内生産者4名の他、県内の野菜・畜産物 の生産者と、市内約200名の消費者を含む、県内で3000名の会員がいて、一週間に一度消費者のところに農産物を届ける という形で活動が続いています。

発足から30年経っているということで、この会の農産物を食べて育った子どもが今では親となり、また自分の子ども にも食べさせたいと思って会員になっている人もいます。

生産者と消費者の顔の見える関係であるということ、食べている人の顔が見えるという風になると、生産者は「もっと 農薬を減らすためには?もっと安全な使い方は?」と努力するようになってきました。自分の農業がどうしたら消費者に 喜ばれるのかということを考えて物をつくるようになったところが、生産者としては一番大きな変化です。

イベントでは大人も子どもも自然に触れ合うことができ、新鮮な野菜がその場で食べられて、子どもたちも嫌いな ものが「手をつなぐ会」で食べることによって減ってきたと思います。

「身近に農業を続ける生産者と消費者が手をつないで、安全な食べ物をつくっていけるよう支えていきましょう」。
連絡先:事務局(TEL:046-275-3171)

 

第44回  10月7日  大和市卓球協会

大和市卓球協会は昭和34年に大和市体育協会種目別専門部より独立して発足し、現在400名の会員がおります。 大和市卓球協会の下部組織としてレディース連盟部門、ラージボール部門(ラージボールは普通のボールより 4mm大きいのでボールのスピードが遅く、お年寄りや初心者の方に適しています)があります。卓球協会の大会が 年5回、レディース部門の大会が年4回あります。

毎月1回、土曜日の午前中にはスポースセンターで、小学生卓球教室を開催しています。月1回ですが、1年もすると 驚くほど上達します。上手にできましたね、とお子さんを褒めると、すごくにこにこして嬉しそうにします。 怪我が一番怖いので走り回ったりすると叱りますが。

それから、年に1回、障害者卓球教室も行っており、今年は台風で延期となったため、来年(2009年)の1月末か 2月に行う予定です。

レディース連盟では、毎月1回、水曜日の午前中にスポーツセンターで講習会を開催しています。市内に点在する 8つのクラブが一緒に練習し、交流をしながら親睦を深めていて、会員の方にはとても楽しみな講習会になって います。また、大会の団体戦で自分が負けた時は他の人が勝ってくれる、他の人が負けた時は自分ががんばって 勝つ、そうしてみんなで優勝した時は、もう本当に一つになってすごく嬉しいです。

「卓球は小さいお子様から、お年寄りまで、気軽にできるスポーツです。このFMやまとをお聞きになって 興味を持たれた方は、どしどしお気軽にご参加ください。私たち全員でお待ちしておりますので、ぜひいらして ください」。
連絡先:卓球協会理事長 佐藤満(TEL:046-264-1543)
大和市卓球協会ホームページ

 

第43回  9月30日  平和・民主・革新の日本をめざす大和市の会(大和市革新懇)

全国的には1981年から各地域、職場で結成されていった団体で、この大和では結成して今年で6年になります。 全国の革新懇では3つの共同目標があり、一つは「日本の経済を国民本位に転換し、暮らしが豊かになる日本を めざします」。二つには「日本国憲法を活かし、自由と人権、民主主義が発展する日本を目指します」。三つ目に 「日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立な日本を目指します」。

活動内容としては、2ヵ月に1回の割合での世話人会で学習をしたり、討議をして、みんなで一致できる行動を 起していこうということでやっています。具体的には、毎月9の日に「憲法九条を守ろう」と、17:30から大和駅 ユザワヤ前で宣伝活動を続けています。年に1回の大きなイベントといたしまして、「ライブ&トーク」という 「平和を願う市民の集い」を開いています。今年は第6回でした。

今度の展望としては、やはり地道に、大和市の現状、市民生活、市政などじっくり勉強していきたいと思って おります。また、講師に来ていただく方も、大和市にはいろいろな人材が豊富にありますので、いろいろお話を伺って 、きっちり勉強しながら、住みよく平和なまちづくりにちょっとでも力をつくしたいな、がんばっていきたいな、と 思っています。また、集まりの後では必ず懇親会があり、こちらが楽しみで来るというようなこともあり、硬いばかり ではなく、メリハリをつけて活動しています。

「やはり今の世の中少しでも良くしていこうと、また良くしていかなきゃいけないと、こんな風にお考えの方は 圧倒的だと思うんです。それらの力、声を一つにまとめていこうと、お互いに力を合わせていこうじゃないかと、 こういうことが私たちの趣旨ですので、そういう点を具体的にみなさんに呼びかけていきたいと思っております」。
連絡先:岸 046-261-2432

 

第42回  9月23日  大和ウインドシンフォニア

大和高校吹奏楽部OBが中心となってできたバンドで、2000年10月に一般のバンドの大和ウインドシンフォニアと してスタートしました。メンバーは高校生から50代まで総勢52名います。大和・座間・綾瀬・相模原を中心に藤沢や 横浜在住のメンバーもいます。吹奏楽が好きで、一緒に音楽を創っていきたい気持ちがある、これが参加資格です。

 

活動内容は、春のPOPSコンサート、大きな演奏会として秋の定期演奏会があり、その外には老人ホームへの訪問 コンサートや、コミセン祭り、小学校での演奏など、地域の方と接点を持ちたくて複数のイベントを行っています。

 

「音楽を通してこのバンドで出会ってきたすべての人たちがすごく大切な、かけがえのない宝物。この絆を大切に して、また新しい絆を結んでいけたらいいなと思っています」

「演奏会自体を創り上げることが絆を創り上げることなんです。仕事も年齢も違う50人以上のメンバーが、1つのステージを 創り上げる、それも仕事とは違って、自分の人生を豊かにするために、また音楽を通して、誰かを元気にしたくて する活動なので、毎週の練習そのものが絆を深める活動だと思っています」

 

小さなうちから楽器を通して音楽を楽しむということを知ってもらいたい…今後は幼稚園や保育園など小さな お子さんに向けた演奏会にしていく予定です。
現在、各楽器パートを募集中。メンバーには初心者の方もいます。まずはホームページをご覧ください(ホーム ページに掲載のメールアドレスからご連絡いただけます)。

大和ウインドシンフォニア・ホームページ

 

第41回  9月16日  PCフォトクラブ(PIG)

2002年から2006年まで4年間、先生についてパソコンの画像処理を勉強してきました。その後、せっかく習った ものを忘れないようにということで、自分たちで自主的に勉強会をしていこうということでこの会が発足しました。 通称名の「PIG」の「P」は「Photoshop」、「I」は「Illustrator」、「G」は「Graphic」と「Group」の両方を 表しています。現在会員は女性4名です。

 

最初はパソコンの使い方もわからなくて、まったく0から、マイナスからのスタートでした。IT時代に乗り遅れまい と始まりましたが、興深く終わりがありません。活動も勉強会、CGの材料のための撮影会、ウォーキング、旅行、 海外旅行と広がり、時間がいくらあっても足りません。

 

活動のエピソードとしては、今から4年前、つきみ野の街でけやきを伐採する話が出た時に、もしけやきがなく なったらどういうことになるかというものをCGで再現してみました。それがお役に立ったかどうかはわかりませんが、 一部でしょうけれど伐採はちょっと止まりました。

 

今後の活動の目標は、現在はそれぞれがホームページを持っていますが、会のホームページを作りたいということ、 パソコンをやっていない方にも作品を見ていただきたいので、小さな作品展を公共施設や喫茶店などをお借りしてできたら と思っています。

 

「このグループは50〜70代まで幅広い年齢の人が参加しています。スタートは遅かったと思いますが、ゆっくりと した歩調で積み重ねながらここまでやってきました。興味がおありの方もスタートするにははじめの一歩、決心が いるかもしれませんが、やってみると結構面白いものですから、やってみようという方はぜひご連絡をください。 男性の方もWelcomeです」
連絡先:石田 046-274-1968

 

第40回  9月9日  NPO法人大和さくら会

「NPO法人大和さくら会」は昭和57年、精神障がい者を持つ家族が中心となって結成され、同じ悩みを持つ家族として、市民の方々や、行政の方に 正しい理解をしていただくための啓発活動を行っている団体です。

 

これは本当に特別な病気ではなくて誰でもがかかる可能性のある病気で原因ははっきりとわかっていません。 しかし、遺伝や育て方のせいで病気になるというような偏見や、本人の努力が足りないというような誤解もあって なかなか理解を得られず、本人も家族も辛い思いをしています。そんな家族の共通の悩みを話し合うために大和さくら 会ができました。

 

毎月の定例会で病気に対する医療情報を提供したり、参加者による体験報告や助言、意見交換等を行っています。 また、外部から専門家を招いての講演会なども行います。さらに、安定期にある障がい者が社会復帰を目指す地域作業所 「歩みの家」、共同生活援助・介護施設であるグループホーム「リバーシティ大和」の運営もしております。

 

現在当会会員は70名余ですが、大和市には精神障害者が約2,300名が確認されております。今後とも無理解からの偏見、 差別を解消する活動を進めると共に、少しでも多くの方が我々の仲間に入られ、家族の立場で話し合い、勉強され、ストレス 負担が除かれることを願っています。

 

最後に「神経疾患は誰にでもかかる可能性のある病気です。早期発見、早期治療が回復への近道です。不眠や不安が 主な最初のサイン、おかしいと思ったら、身近な方が勇気を出して気軽に、専門病院、クリニック、保健福祉事務所 (保健所)に相談をしてください」。
※市民活動センターに案内カタログを用意してあります。
 郵送希望の方は、事務局(TEL:046-268-6880)まで。

 

第39回  9月2日  NPO法人神奈川県アニマルセラピー協会

「NPO法人神奈川県アニマルセラピー協会」は平成 19 年 1 月に設立されました。現在約 350 名の会員の皆様のご協力により、セラピー犬を連れて老人ホーム、小中学校、障害者施設などを訪問する活動、また、大和駅前での募金活動、生涯学習センターでの講演会等を行っています。

 

訪問先に行って犬をなでてもらったり、抱っこしてもらったり、触れ合って心を癒してもらう活動をしていますが、老人ホームでは、いつもは表情がなかったりする方でも、犬を触っているうちに笑顔になったり、涙を流したりとか、あまり動けない方でもなんとかして触ろうと思って手をのばしたりされます。
みなさんそれぞれの表現で喜んでいただけるのを見ると、やはりやっていて良かったと思い、自分も嬉しくなります。
普段はやんちゃなセラピー犬も実際に現場に出ますと大人しくおひざの上に乗っていたりして、犬もやっぱり「お仕事モード」に入るんですよ。しかし、アニマルセラピーを受け入れている施設はほんの少しなので、アニマルセラピーについて多くの人に知ってもらえるようにしたいです。

 

「私たちアニマルセラピー協会は「愛犬を通して愛の輪」というのを日本中に広げていこうと活動しています。「犬が好きな方」「心の癒しに興味がある方」「アニマルセラピーに興味のある方」、どうぞお気軽に声を掛けてください。犬との触れ合いを心待ちにしていらっしゃる方の所へ一緒に訪問してください。よろしくお願いいたします。」

(電話: 046-263-1782 )

 

第38回  8月26日  やまとケナフの会

ケナフはアオイ科の一年草で成長が早く4〜5ヵ月で3〜4mになる、二酸化炭素を多く吸収する地球に優しい植物 です。「やまとケナフの会」は、ケナフの栽培を通して交流を図りながら環境問題に取り組み、地域に貢献していこう という考え方のもと、平成11年7月に、「国際ソロプチミストやまと」の外部団体として発足しました。

 

活動内容としては、副会長から提供された上和田の畑に、5月にケナフの種まきをし、11月に収穫を致します。 ケナフは木ではなく草ですから、草取りをこまめにしないと負けてしまいますので、猛暑の中での草取りは過酷な作業 でございます(笑)。畑が広いので里芋やウコンなども育てていて、6月にはじゃがいもを収穫し、全員に配り喜ばれ ました。他には環境教育の出前講座、収穫祭、交流会、会報発行、紙漉きも行っています。

 

また、2年前に大和市の市民活動補助金の事業に応募しまして、ケナフだけではなくて、生活全般の中から環境に 取り組もうということで「ロハス」を提案させていただきました。「ロハス」とは、『健康で持続可能な社会に配慮した ライフスタイルのこと』です。言い換えますと、「ロハス」とは、「無理なく楽しむエコ生活」ということになります。 一昨年は「マイバッグ運動」、去年は「マイ箸キャンペーン」を行いました。

 

「私どもの会はケナフを通して環境問題に取り組んでおりますけれども、みなさんにももっと身近な日常生活の 中で環境に対して取り組んでいただきたいなぁという風に思っております。地球に優しい一歩を無理なく取り組んで いただきたいということと、『もったいない』ということが日本的ロハスということですので、日常の中でも 『もったいない』を取り入れて生活していただければいいんじゃないかと思っております。」

 

イベントなどに協力してくださる方を募集中
事務局 TEL:046-267-0077

 

第37回  8月19日  「ボランティア交流会に参加して」

7/30(水)、8/1(金)の2日間、大和市内の知的障碍の子どもたちを放課後などに一時預かりする施設「特定非営利 活動法人サポートハウス ワン・ピース」の子どもたちとの交流会が大和市民活動センターで開かれました。ボランティ アとして参加してくださった高校生3人に感想などを伺いました。

 

(大和西高校3年 新山くん)「当日は『ワン・ピース』さんまで子どもたちを迎えに行って、それから 帰って来て、一緒にかき氷を食べたり、段ボールで遊んだりして、僕はその時に段ボールで車を作ってあげたんです。 そうしたらすごく喜んでくれて、自分も嬉しくなったし、本当に楽しかったです」

 

(ひばりが丘高校3年 飯塚さん)「最初はどう話していいのかわからなくて、ちょっととまどったところも あったんですけど、子どもたちがすごく素直で、すぐに抱きついてきてくれたり、仲良くなれて、すごく嬉しかった です。会話がうまくできない子もいて、会話以外にどうコミュニケーションを取ったらいいのかわからなかったん ですけど、スタッフの方々を見て勉強にもなりました」

 

(柏木学園高校1年 中村さん)「『ワン・ピース』のみんなと楽しい思い出ができたし、一緒に絵を描いたり… びっくりしたのが英語をいっぱい書ける子がいて、しゃべれないんですけど、ちゃんと『これ書いたんだよ』って手で 示してくれたり、元気いっぱい『ありがとう』って言える子がいて、いろんな個性を持った子がいました」

 

(3人からのメッセージ)「ボランティアに参加することはすごく勇気がいると思います。でも実際参加してみると 障碍者の方に対する先入観も取り除けますし、何か人の役に立つようなことをすれば、すごく気持ちがいいと思うん です。ボランティアを通じて出会える人の幅も広がりますし、いつもと違う自分が見つけられると思います。ぜひ 勇気を出してボランティアに参加してほしいと思います」

 

特定非営利活動法人サポートハウス ワン・ピース 電話:046-260-6144

 

第36回  8月12日  市民のための介護保険をつくる会

1997年7月、秋田県元鷹巣町(現北秋田市)のドキュメンタリー『住民が選択した町の福祉』を上映し、介護の 社会化として検討されていた「介護保険制度」の学習会を通じ、「安心して住み慣れた地域で暮らす」ためには、 自分たちがどんな町に住みたいかを考え合い、その実現に向け一緒にできることから取り組んでいくことが大切、と 会を設立しました。現在会員は100名を超えています。

 

活動内容ですが、ケアを受けるためにはプランが必要ですが、それを自分たちで考えてみる「マイケアプラン」の 作成について等々の学習会、『住民が選択した町の福祉』の上映会、『終りよければすべてよし』の上映会と監督の 羽田澄子さんの講演会、鷹巣町の岩川徹町長の講演会、その他講演会やシンポジウムなどを企画してきました。 また、福祉器具の事業所を訪ねて実際に使わせてもらったり、様々な施設の見学など、実践編のようなことも行って います。介護状態になった時にどれだけ快適にその後も生活できるか、それも安心の一つだと思います。

 

「一人一人の声を聞き合い、何とかしたいと思うことが出てきたときには、皆で解決する。その力が持てるのが この会のモットー。出てきた声の中から制度の内容や状況に対する要望、意見を提出していく。策定委員会の傍聴や 市議会の傍聴等、いろいろな方面からの活動を継続していくことが『安心して住み慣れた地域で暮らす』事を可能に していくでしょう。その前提となるのは一人一人の声です。もし、考え合いたいこと、気になること、困ったこと等 あれば、声に出してください!お知らせください!」
FAX:046−276−1064

 

第35回  8月5日  丹沢自然学校

2006年春、神奈川県自然環境保全センターより、丹沢においてエコツアーを展開することを目的とした「丹沢 エコツーリズム担い手育成講座」というガイド育成講座の受講生の募集がありました。「自然を通じて、環境保全 の考えを多くの人に広めていく」という考えに共感して集まった受講生は、1年半の間、丹沢の自然、歴史、ガイド 技術について学びました。そして、2008年春、講座の終了と同時に「丹沢自然学校」を設立しました。現在21名の スタッフがいます。

 

「丹沢自然学校」は「1.丹沢の自然・文化を人々に伝えること」「2.丹沢地域に暮らす人々との交流を 図ること」「3.自然環境および地域文化の保護・保全に貢献すること」という3つのテーマの下に動いています。 具体的な活動内容は2つあります。一つは山歩き(日帰りトレッキング)、沢歩き(水遊び)、里山歩き(染物体験) 、などの各種ガイドツアーです。もう一つは、活動を広く知ってもらうための、各地での展示発表です。

 

「丹沢には樹齢2000年を超えると言われる箒杉(ほうきすぎ・国指定天然記念物)が残っています。ツキノワグマ やニホンカモシカなどの大型哺乳類も生息するという非常に自然の豊かな場所です。丹沢の豊かな森に振り注いだ雨は、 神奈川県民の水源といて、私たちの命を支え続けています。われわれ一同みなさんをお待ちしておりますので、ぜひ 身近な、そして豊かな丹沢にお越しください。」
URL http://www.tes21.org/

 

第34回  7月29日  青少年会館 日本語教室

1980年から98年まで大和市南林間にインドシナ難民のための「定住促進センター」がありました。ベトナム 戦争の後、ベトナム・ラオス・カンボジアから難民として日本へ逃れてきた人たちが、そこで日本語の勉強を含め、 日本社会に適応するための訓練を受けていました。難民の人たちはそこで約4ヵ月過ごした後、神奈川県内、特に 大和周辺の地域で生活を始めたのですが、たった4ヵ月の勉強で日本語が十分話せるようになるわけがなく、とても 生活には不自由をしていました。そんな人たちの生活全般をサポートするために「かながわ難民定住援助協会」という 民間の組織があり、そこにベトナムの方たちから「是非、日本語教室を作って欲しい」という要請がありました。 それに応えて、援助協会が初めて「日本語ボランティア養成講座」を開き、そのときの受講生が中心となってこの 教室ができました。1991年9月、今から18年前のことです。今では難民定住者に限らず、地域に暮らす、日本語学習を 必要とする方だれにでも開かれています。

 

授業は大和青少年センターで毎週土曜日の午後2時から4時まで行っています。教室では、日常生活の中で役立つ 日本語を紹介し、日本語を介して、日本人と、様々な国籍の人たちがいろいろなことを話せる場、楽しい場となる ようにしています。「話す」クラスでは、自分の生活や仕事、身近な話題について、話し、聞ける、ことを目指し ています。間違ってもいいのだから、できるだけたくさん話をしてもらうようにしています。「読む」クラスは 新聞の記事を読む、というクラスです。漢字の読みと意味を確認しながら記事を読み、最後に感想を言い合うのです が、文化や習慣の違いから様々な意見が出て、私たちボランティアにとってもとても勉強になる、面白い時間です。

 

教室は春・秋・冬学期に分かれています。学期の終わりには「スピーチ発表会」を行います。故郷の風習や習慣、 日本に来たときの印象、家族や仕事のことなどどんなものでもありで、毎回とても楽しみにしています。古い民話を 引用してお話を作ってくれる人や、今日出演のラオス出身のブンタンさんはラオス語、タイ語、日本語、英語、 フランス語とたくさんの言語が話せるのですが、話に「オチ」をつける達人でもあります。
  アジアの方たちは私たちのことを家族みたいに思ってくださることがあって、18年間の中で冠婚葬祭いろいろ   ありましたが、そのときにも本当に情の深い、絆がずっとあるという感じがしています。日本語というのは   たまたま私たちには母語ですので、教えていますが、でも、教わることのほうが本当に多いのです。

 

「外国に住むということは、ブンタンさんが何度も言っているように緊張することです。そこで仕事をして 子どもを学校へ行かせるということは本当に大変なことだと思います。文化や言葉の違いを理解しお互いに コミュニケーションができるようになるまでには、誤解を生むこともあるでしょう。その中から、楽しくて 面白い『違い』が発見できることもあります。大和市にはたくさんの外国籍の方が住んでいますから、ぜひ そうした方たちと交流する機会を作ってみてください」。
日本語ボランティア参加希望の方は「かながわ難民定住援助協会」(TEL:046−268-2655)へご連絡ください。

 

第33回  7月22日  NPO法人 大和さくら会 SST勉強会

「SST」とは、ソーシャル・スキルズ・トレーニングという英語の頭文字をとったもので、『社会生活技能訓練』と訳されます。ひとりひとりが それぞれの問題を抱えながらも自立していく為には、近くにいる家族に病気に対する十分な知識や理解が必要です。家族が正確な知識を持ち、病気に 対して理解を示すことは当事者に安心感と日常生活のゆとりを生み出します。家族の負担感やストレスは、そのまま当事者のストレスになりやすいの です。家族が具体的な困難に対処する力をつける方法として、「SST勉強会」が重要な役割を果たしています。また、心に不安を抱えている方々に 安心感を持ってもらう為のコミュニケーションのあり方を勉強しています。

 

心の病を持つ人の家族の会であるNPO法人大和さくら会のメンバーが現在70名以上、その中で、関心を持っている人たちがSST勉強会をしています。 勉強会は平成11年10月に発足しました。

 

具体的な活動内容ですが、SSTコーディネーターの高森信子先生を招いての「勉強会」が年4回あります。また、「おしゃべり会」が年8回あり、 こちらではお薬や病院の情報などのお話をしたり、勉強会では語りきれないそれぞれの想いを気軽に話し合い、助け合っています。 高森先生が講演会に行かれたとき、ある方が次のようなことを話されたそうです。「自分の病気がわかってもらえて、大事にされていると思うと 安心し、そうでなければ不安になる。例えば、雨が降ってきたときに傘を貸してくれるのではなくて、一緒に濡れてくれるほうが嬉しい、元気が 出る」。傘というのは援助・解決法などを指しますが、辛いとき、辛い気持ちをそっくりわかってもらえることの方が嬉しいということです。 その意味はすごく深く、胸にひしひしと感じ、大変感動しました。
他には作業所、支援センターなどの施設見学、会誌の発行をしています。

 

「心の病である精神疾患は誰にでもかかる可能性のある病気だと言われています。今、大和市内では2300名を超える方がこの病で苦しまれて います。どの病気でも同じですが、早期発見、早期治療が回復への近道です。不眠や不安が主な最初のサインです。おかしいなと思ったら、 専門病院、クリニック、保健所などに気軽に相談をしてみたください。」
「どうぞ、一人で悩まないで、一人で苦しまないでください。家族が元気になることが大切です。みんなで悩みを分かち合いたいという思いで いっぱいです。」

 

第32回  7月15日  特定非営利活動法人 大和子どもミニディサービス ワーカーズコレクティブもこもこ

7年前、この住んでいる大和の地で公立保育園に入れない待機児が多いこと、子育てに息詰まっている人が多いことを感じ、お母さん達に とって安心できる場所がつくりたいと、中央林間に小さな保育室をつくりました。子どもが小さい時、周りの方に預かってもらったり、話を したり、遊んだりしたことがとても助かり、子どもが大きくなったとき今度はできることをやりたいと思ったのがきっかけです。現在20〜50代 のスタッフが18名います。

 

「もこもこ」は定員19名の小さな保育園です。毎日来る子、週1回来る子、または一時預かりがあり、0〜3歳までの子ども達が年齢順に ありんこ組、どんぐり組、もり組の3組に分かれています。

 

自然(風、光、木々、虫、花、土、砂、水)を大事にして触れ合い、外遊び中心の保育をしています。お外に行く時間帯は2〜3歳児(もり組) さんは早くに出てたっぷり遊んでゆっくり帰ってきますが、同じ公園で集まったりしますし、ごはんを食べたり、お昼寝したりするのは同じ一つ のお部屋ですごしています。お兄ちゃん、お姉ちゃん、弟や妹がいっぱい、おばさんがいっぱいいて、大家族のような感じでお部屋で過ごしています。
保育室ではエピソードがいっぱいありますが、木々がざわざわと揺れている時があり、「何の音だと思う?」と聞いたら2歳の子が「風の音」と 言ったのがすごいなぁ、いいなぁ、と思い、こういうのを大事にしたいと思いました。はだしで遊ぶのが好きなのですが、冬はさすがに寒くて はだしにならないのが、暖かくなってくると虫が出てくるかのごとく、みんなだんだんとはだしになってくるのを見て「あ、暖かくなってきたんだ なぁ」と大人が感じたりしています。

 

また、毎月第3木曜日には、近所の3丁目公園で、ご近所の親子(0〜3歳)と集まって「もこもこランド」というイベントを行い、みんなで 泥んこやダンボール遊びなどいろいろな遊びを楽しんでいます。他には3ヵ月に1回「もこもこ便り」という冊子を出しています。
子どもを預けたいときは手続きが必要です。月ぎめは現在いっぱいですが、急に空きが出ることもあるので、入りたい方は電話をして頂いて 予約待ちという状況です。一時預かりさんは手続きは必要ですが、空いていればいつでもお預かりできますのでお電話をください。

 

「保育の知識と子育て経験を生かし、お母さんにとって、子ども達にとって、安心できる場所、『地域の止まり木』となる保育室もこもこです。 一人で苦しい時、外出したい時など、お預かりします。また、お話を聴きます。こんな場所があることを知っていただき、周りで助けが必要な人 がいたり、自分がちょっと休みたい時思い出してください」

 

第31回  7月8日  引地川かわくだり実行委員会

引地川は大和泉の森に水源があり、大和市、藤沢市を通って江ノ島の相模湾まで流れる 21km の川です。昔は飲料水として利用されていましたが、生活排水が流れ込み、ドブ川となりました。「自分たちの川を何とかしたい、蛍の住める川にしたい…」というのが活動の始まりで、「引地川かわくだり」とは、引地川の中を、ジャブジャブ歩いて、川に捨てられたゴミを拾ったり、川に棲んでいる生き物を観察したり、川と遊ぶ活動をしています。

1990 年、第 1 回目の引地川かわくだりでは合成洗剤の泡がふわふわ舞っていて、川に入るのには相当勇気が必要でした。
拾った缶にはヒルがびっしりついていました。それでもくじけず、ゴミを拾い、リヤカーで回収しました。 現在は大和市の協力で、大型ゴミは職員の方も一緒に引き上げてくれ、トラックが運んでくれるようになりました。今年で 19 回目になりますが、毎年川に入ることに意義があるのかな、回りの方も見てくださっていてゴミが減ってきているのかな、と思います。

 

ふれあい広場は現在は親水護岸になっていますが、当時は 3 面コンクリート護岸で味気ないものでした。その頃、ふれあい広場の公園を改修する計画があり、市に要望書を出したところ、大和市は、コンクリートを剥がして自然の流れを作る工法で河川改修をしてくれ、現在のふれあい広場が誕生しました。 3 面護岸のコンクリートを剥がして、自然工法の河川改修をしたのは、大和市の引地川が日本で一番最初の事例です。また、下水道の整備が進み、家庭排水が川に流れ込まなくなり、大和市が引き続き環境に配慮した河川改修を続けてくれたことで、川は少しずつ清流を取り戻していると思います。 ふれあい広場ができた時にはメダカしかいませんでしたが、 2 年後、その翌年には、いろいろな魚が増えてきました。 土の護岸ができたことで、草が生え、生き物の隠れ場所や産卵場所が生まれ、川の浄化作用も高まっていったのです。

 

また、引地川を大切に思い、そこで活動する市民グループがいくつも生まれ、今そのグループ同士の交流も生まれてきています。そのほかには、かわくだりの活動に大和市の教育委員会の後援をいただいたことで、中学生のボランティア参加が増えてきており、頼もしく、本当に嬉しいことです。 15 回目のかわくだりでは、大和市では一度絶滅した、きれいな川を好むハグロトンボが大復活していたという喜びに遭遇しました。私たちの活動を証明してくれたような大復活劇でした。 来年の 20 回目の活動では、今までの活動を集大成するような活動が出来たらと思います。

 

70 歳、 80 歳くらいの方々が子どもの頃、引地川はどんな様子だったのか、どんな遊びをしていたのか、そんなことを聞き取れて、まとめられたらいいなと思っています。 また、引地川の途中に堰があるので、河口から魚が上がってこられませんが、そこに魚道ができれば、大和市で鮎やウナギを釣ることも夢ではありません。究極の目標は、引地川で釣った魚を美味しく、安心して食べることです。

 

「大人も子どももとにかく川に入って楽しんでいただきたいというのが私たちの願いです。楽しいということが一番大事です」

 

第30回  7月1日  犬と地域を愛する会

犬を通じて地域の交流を深め、安全で美しく暮らしやすいまちづくりを目的として活動しているグループです。
上草柳9丁目の「子安ちびっこ広場」で、犬と飼い主が立ち寄って交流していましたが、苦情により市の見回りを受けるようになりました。

地域の方々のご理解をいただき、犬も遊べる広場にするため、話し合いの場を設けたことから、散歩をさせながら防犯パトロールも兼ねて地域に貢献しようと「犬と地域を愛する会」を立ち上げました。放置ウンチ拾い、ゴミ拾い、地域での声かけをしています。
平成17年には「犬の飼い方、特性を学ぶ会」を開催し平成18年度より大和市の協働事業の一環としてのドッグラン設置事業の一員として加わっています。
「みなさん、まず犬を愛してください。そして、犬が恥ずかしくない飼い主さんになってください」

 

第29回  6月24日  出演「NPO法人 かながわ県央マンション管理組合ネットワーク」

「分譲マンション管理組合の運営を支援」
分譲マンションの管理組合の運営を支援するネットワーク。長期修繕計画、大規模修繕工事、高齢化、地域コミュニティー等、管理組合の抱える問題の情報交換、セミナー相談会を開催している団体です。

分譲マンションの管理組合の方、区分所有者の方、騒音問題、ペット飼育等、難問解決のサポートをします。

ご相談は経験者、専門家が担当しており、相談は無料です。お気軽にどうぞ。

 

第28回  6月17日  久田緑地くらぶ 「久田緑地の市民による手入れ」

久田緑地は、小田急線桜ヶ丘駅から約15分のところにあり、境川に沿って南北に細長く伸びている緑地です。

久田緑地クラブは、久田緑地をフィールドに、定 期的に森を手入れしながら、森の恵みを活用して里山の暮らしを再現しようと活動しているボランティアグループです。

竹炭づくり、農作業の手伝い、料理教室 等、さまざまな活動を行っています。

 

第27回  6月10日  大和おしゃべり会 「乳がん患者の情報交換等」

乳がんの宣告を受けると不安や孤独感にぶつかると思います。そのような時、同じ病院(大和市立病院)内の乳がん患者さん同士で支え合う場を持ちたいとこの 会が立ち上げられました。

年に3回集い、治療・副作用・不安・生活の工夫など、経験者がアドバイスしたり、自由に意見交換をしています。

仲間とおしゃべり を重ねながら一人で悩まずに、一緒に進んでいきましょう。

 

第26回  6月3日  NPO法人 カウンセリング コミュニケーション サポートセンター 「心育て運動」

子育て支援、コミュニケーション支援を通して「心育て運動」を行い、よいよい人間関係の地域づくりを行います。カウンセリング講習会では、傾聴などコミュ ニケーションにかかわるスキルについての講習を中心に行っています。

子どもたちだけでなく大人ももっと人と話をすることで、人とのつながりが深まります。

コミュニケーションを通して豊かな心を育てたいです。

 

第25回  5月27日  NPO法人 ニッポン・アクティブ・ライフ・クラブ NALC横浜 「自立、奉仕、助け合い」

“時間預託”としてポイントを貯め、自分が助けてもらう時使えるシステムで、助け合いを広げています。自分ができる時間の範囲で、できる内容のボランティ ア活動をしてその時間を貯蓄します。この時間は将来、自分、配偶者、両親の為に使えます。

貯めれば同じ時間、仲間が助けてくれます。

ボランティアを提供す ることで相手に喜ばれ、私たち自身も喜びと生きがいを作ることができます。

 

第24回  5月20日  引地川ハグロトンボ調査隊 「ハグロトンボの復活」

川の環境の劣悪化により、一度は大和市から絶滅した、ハグロトンボを呼び戻し、動向を調査することにより引地川の水環境について考察しているグループで す。2006年7月、「第9回全国川の日ワークショップ」にてグランプリを受賞しました。

ハグロトンボの復活は、流域で活動するさまざまな団体や自治体の 長年の努力の結果です。

ハグロトンボを通していろいろな縁が広がっています。

 

第23回  5月13日  ポラーノの広場 「ふれあい 学びあい 支えあう場」

赤ちゃんからお年寄りまで誰もが自由にやってきて語らい、学び、支え合うそんな人の輪がほしい、「ここへ来ればほっとして元気になれるふれあいの広場」を 作りたいと22年前に設立された会です。

「ポラーノのつどい」は近況や、感じたことなどを本音で語り合える場として続いています。

その他、講演会・学習 会・ミニコンサート、機関誌発行などをしています。

 

第22回  5月6日  かながわ「非行」と向き合う親たちの会(道草の会) 「子どものすこやかな成長を目指す」

子どもの問題行動に悩む親たちが中心となりつくった会。

子どもをどう見ていったらよいか、子どもが荒れる背景は何かなど、例会、学習会、つどいを通して学 び合い、子どものすこやかな成長を目指している会です。

「親たちが安心して話せる場所、悩んでいるのは自分だけじゃなかったんだと気付きます。

子どもの行 動で悩んでいるみなさん、一人で悩まないで、皆一緒です」。

 

第21回  4月29日(火)  やまと災害ボランティアネットワーク 「減災(げんさい)」

「阪神大震災」の被害を見て、危機感を持った人々が集まり、結成されたグループ。

地域・お隣どうし顔の見える関係の中で少しでも被害を減らす減災(げんさい)を目指し、毎年市内の小中学校の体育館で「災害体験フェア」宿泊体験を行っています。

今年も秋に引地台小学校で第11回「災害体験フェア」を開催する予定です。

いざという時の為、自助・共助ができるよう皆で考えましょう。

 

第20回  4月22日  NPO法人 WE21ジャパン大和とは 「資源のリユース・リサイクルと海外支援活動」

桜ヶ丘駅前でリサイクルショップを運営しています。家庭で使わなくなった衣類や雑貨の寄付品をボランティアが販売し、海外支援をしています。

資源のリユース・リサイクルと海外支援活動を主な目的としてます。

 

第19回  4月15日  パソコン・コミュニケーション・アシスト ピコピコ 「デジタル・ディバイドの解消」

障害者、高齢者の方がパソコンの知識や技術を生かして自立・就労・地域での社会参加をできるよう支援しているグループです。

知的障害のある方が通っている施設を訪問し、パソコンの普及と学習支援活動を行い、また、さまざまな障害のある方へのパソコンのバリアフリーとして、サロン的な学習の場を設けています。

パソコンに限らず、いろいろな方の参加をお待ちしています。

 

第18回  4月8日  「さがみ生活クラブ生活協同組合 大和コモンズ」 「安全・健康・環境を最優先に」

提携生産者とともに「安全・健康・環境」を最優先して作った消費材の共同購入をしている生活協同組合です。

班配送・個人宅配・店舗があります。共済を中心に助け合いの活動も進めています。
消費者と生産者に協力関係ができていることで安心して食べることができます。

自分たちが生産の現場に行って、自分の目で見ることが大事です。

 

第17回  4月1日  シネマサークル 「映画鑑賞のグループです」

映画鑑賞と専門家の解説を通して、世界の歴史、文化、芸術、思想などを楽しく学んでいます。
それぞれが得意分野を持っていて、薀蓄を披瀝し合い刺激しあうことでお互いの見聞がどんどん広がっていきます。また、映画鑑賞はずばり楽しいもの。難しい理屈はまったくいりません。

大勢で見ることによって見方が色々あるのでわいわいがやがや語り合いましょう。

ぜひ参加してみて下さい

 

第16回  3月25日  NPO法人 サポートハウスワンピース 「障害児の放課後、余暇支援」

「ワン・ピース」は知的障碍を持つ小・中学生が放課後を過ごす場所です。大和市内では3ヵ所に70人の子どもたちが通っています。

子どもたちはここでお友達と過ごすことで、今までやったことがなかった遊びを初めてやってみたり、いろいろな刺激を受けています。

子どもたちが大人になっていくどの段階でも支援できる、頼りになる存在になれるよう、将来を目指してがんばっています。

 

第15回  3月18日  大和市食生活改善推進協議会 「おいしく 楽しく 健康に」

昭和40年大和保健所の誕生とともに発足した、食生活改善推進員(保健所で養成・育成)から構成されるグループ。現在推進員は122名(女性)。

「私たちの健康は私たちの手で、おいしく楽しく健康に」をモットーに市民の方々へのバランスのよい食事づくり、生活習慣病予防の食事の普及を行う。

さまざまな料理教室や講習会、セミナー等を開いている。

 

第14回  3月11日  ボランティアグループみらい 「子どもたちには温かく、人に優しく、出会いを大切に」

少しでも地域の皆さんのお役に立ちたいという思いで、50歳代から80歳代のメンバーが楽しく活動しているグループです。

車椅子の清掃点検、高齢者住宅の支援、障害者の通院通学の介助、車での送迎、小学校下校時の防犯パトロール等、さまざまな活動をしています。

困っている人にはどんな些細な依頼でも早急に対応していき、また、ボランティアの活動の輪を広げていきたいです。

 

第13回  3月4日  NPO法人 ワーカーズ・コレクティブ想 「あたたかく 心ゆたかに いきいいと」

高齢になっても障害を持っても、住み慣れた我が家わが町で、自分の生活を精一杯送り続けたい、こんな思いをお手伝いしているNPO法人です。

自らが出資し、運営し、地域に有用な事業を行うことによって、おおぜいの人々が互いに認めあい、たすけあい、誰もが精一杯生きていける社会を、私たち自身の手で、つくります。

 

第12回  2月26日  ふくろう工房 「ものつくりの楽しさを知らせたい」

とかく、難しい、取りつきにくいという木彫を、多くの 人に、誰でもが易しく、楽しめるようにすることを目的に、木彫教室を開いています。

一回4時間程度、皆さん夢中で、時間がたつのも忘れて集中しています。忘れてしまっているものつくりの楽しさ、素晴らしさを、子どもを含めて多くの方々に知らせたいと思っています。

 

第11回  2月19日  大和泉の森作業所 「ノーマライゼーションを大切に」

障害を持つ人達の働く場所<障害者地域作業所>です。障害を持っていても、障害のない人と同じように暮らせるようにというノーマライゼーションの理念を大切に運営しています。

利用する方たちの暮らしを第一に考えると共に、障害を持つ人が単に 働く場だけでなく、障害を持つ人達を支える人達が集まれる、いろいろな方の「場」でありたいと思います。

 

第10回  2月12日  ICL(インターナショナル コミュニケーション リンクス) 「タオル人形で、笑顔が広がる」

タオルと輪ゴムが出会うだけで、タオル人形という、ぬいぐるみのような人形を誰でも作り出すことができます。

この人形は、子育て、福祉、教育、ボランティアツール…いろいろな場で活用されてきました。タオル人形をコミュニケーションの一つのツールとして活用することにより、地域の輪が活性化していけるよう、どんどん広めていきたいです。

 

第9回  2月5日  なないろばたけ農場 「毎日がダッシュ村、毎日がアースデイ」

落ち葉を堆肥にして、無農薬有機栽培で野菜を作り、地域に還元するという循環社会のモデルになるようなエコロジカルな活動をしています。
地域コミュニティがみんなで農業を応援するCSA(コミュニティ・サポーテッド・アグリカルチャー)方式で経営しています。

逆に農業を通じてコミュニティを取り戻そうという意味もあります。

 

第8回 1月29日 地域通貨グループクラママ

設立のきっかけは「中学校の制服など、子どもの服をやりとりするところから始まりました。

ここで使用する地域通貨を「クラ」という。

物を譲ってもらうなどすると自分の通帳にマイナス○○クラ,提供元の人の通帳にプラス○○クラと記帳する。

してもらうばかりだとマイナスがどんどん増える、そして自分にできることがあ ったら、他の人に同じようにクラで提供するという仕組み。ただ いま登録されているメンバーは約250人。

「その時々に集まる人が違うんです。災害支援に送る物資を集めたり、地域のお医者さんを分かりやすく紹介する冊子を作ったりなど、小さな活動から、大きな活動につなげている。

「母は強し」「口コミにまさる宣伝はない」というのはどちらも本当のようだ。クラママ連絡先は大和市民活動センターでお聞きください。

 

第7回  1月22日  パパボラやまと

男性だけのボランティア団体(パパボラやまと)。全員が60代。 8人のメンバーで、平成18年度の活動件数は259件にのぼる。

全員が福祉に関する専門的な資格を取得しており、入浴介助、 通学・通所の介助、住宅にスロープをつけるなどの住宅改善工 事まで幅広い活動を行っている。

「住宅の改善では、小さな工夫で、今までできなかったことが出来るようになることがありますし、入浴介助では、ゆっくり温泉につかったのは何年ぶりだろう、と感謝してくれる人がいました」。一方、「やってほしくないことを、頼む人の気持ちを理解して活動するようにしています」という言葉が、福祉に対する深い理解を感じさせた。

「何かしたいけれど、ひとりでは不安」とお考えの方、一緒に活動してみてほしい、と参加を呼びかけている。

 

第6回  1月15日  NPO法人脳外傷友の会ナナ

働きたくても働く場所がない、しかし、障害者手帳もとれないという、大変苦しい状況に置かれている、「高次脳機能障害」の方たちは全国に30万人いるといわれている。

それは事故など脳への強い衝撃、脳卒中などによる後遺障害によって、数分前のことを忘れてしまう、注意力や感情のコントロール低下などに悩まされる障害だ。「ナナ」は障害者自立をめざし、家族会が立ち上げた支援組織。

理事の三輪和子(みわかずこ)さんは、「この障害を理解していただき、働く場の提供をお願いします。

大部分は、少しのサポートと障害への理解があれば働ける人たちなのです。そして日々安全運転をこころがけ、事故を起こさないように気をつけましょう。」と訴える。

障害のある人も生きやすい社会は私たちの暮らしを守ることにつながる。

 

第5回  1月8日  ワーカーズ・コレクティブ カルチャーつるま

「カルチャーつるま」は15年前に発足し、開催教室は現在25を数える。

受講料を安く設定し、技術だけでなく地域での人の交流を主目的にしている団体だ。

気軽にふれあい、近隣の方とも顔なじみになっている。“ちょっと指導”に気安く来てくれる講師もいる。「主婦は家でも外でも忙しい。好きなことに1時間でも没頭する。

忙しい人ほど持ってほしい時間です」と同会会計の高橋則子(たかはしのりこ)さん。

現在の人気講座は「和服リフォーム」。

 

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