大和市民活動センター


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FMやまと

やまとっこ☆みつけた2009年の放送

第1・3・5火曜日午前9:00〜10:00はFMやまと(77.7MHz)へスイッチON、
朝ラジ☆ホッとスクランブルで「大和市民活動センターだより 『やまとっこ☆みつけた』」をON AIR!

大和市民活動センターに登録の市民活動団体が続々出演中

2009年

第90回  12月15日  NPO法人 なんでもプラス地域ネット

「なんプラ」は 大和市 の公所(ぐぞ)地区で活動している団体です。公所地区は人口が 5000 人、世帯は 1800 世帯、その中で 1300 世帯が自治会に入っています。自治会はとても大切な仕事をしていますが、やはり役割上みんなが集まってきて目的を達成していくという組織で、自治会が終わってしまったらそれで終わりという方も結構多いのです。もっと自主的に自分で進んで参加できる、地域・町を住みよくする、そういう活動ができないものかという思いから 2007 年 12 月に団体が発足しました。現在会員は 42 名、地域の住民がお互いに助け合い、交流を広げふれあいを深めることによって地域の生活が暮らしやすく住み良い町になることをめざして活動を進めています。

定期的な活動として 400 坪の「なんプラ農園」、月 1 回の「なんでもサロン」、「なんプラ新聞」の発行などいろいろな活動をしています。私たちは NPO の会員になる時に、自分の特技や人の為に提供できるちょっとした時間や技術を申込書に書きます。それを一覧表にして、会員や地域の方が必要な時に連絡をしてもらい、若干の費用のご負担を頂いた上で、提供できる人が技術や特技を提供しに行くという人材ネットワークサービスの事業もしています。例えば草取り、花壇の手入れ、飼い主がお留守の時の犬の散歩、雨どいのそうじ、蛇口のパッキンの交換、ご高齢者のお話し相手、パソコンの初期設定のお手伝い、引越しのお手伝い、包丁研ぎなど、本当にちょっとしたことなのですが、私にはできなくてあなたにはできるというようなことがたくさんあります。このようなことから全然知らない人同士の繋がりが生まれていき、すごいなと思います。

その他のイベントとして今年は「シニアネットワークさがみ」と一緒に 11 月 1 日、 2 日、 3 日に小さなカフェ「カフェ・ド・オータム」を開きました。知らなかった人同士が団欒して隣のマンションに住んでいたことがわかったりして交流が生まれ、「毎週やらないの?」と好評でした。 大和市 民活動センターのカッコーフェスタに参加して、抗がん剤の副作用で脱毛した方のためのタオル帽子講習会や銀杏・かぼすの販売などもしました。

今後の課題としては活動原資の調達や人材ネットワーク事業の拡大、たまり場の実現などがあります。

「世界の様々な問題は『友愛』なくして真の解決はできないでしょう。お互いを信頼し、尊敬し合い、もてる力を出しあい、ふれあって『なんでもプラス』の輪をご一緒に創っていきたいですね」

連絡先:事務局  046-293-7536

 

 

第89回  12月1日  引地川水とみどりの会

2003 年、引地川に自転車が落ちているのを見て 3 人でがんばってひきあげてみようとしたことから活動が始まりました。それを見ていた人たちが手伝ってくれるようになり、 2004 年に会を発足し、現在は小学生から 70 代まで 35 名のメンバーがいます。 大和市 泉の森の水源地から 500m ほどのところ、上草柳から草柳まで 2.4km の区間を 3 〜 12 月に 10 〜 12 回、ごみ拾いの活動をしています。今までに 66 回活動しましたが、計算してみたところ 67.2km をメンバーでずっと歩んできたことになり、びっくりしました。川に入る時間は 2 時間半〜 3 時間で冬は寒いのですが、それでも川の温度は 10 ℃前後、気温は 6 〜 7 ℃になるので外より川のほうが暖かいです。

ごみは多い時は 20 袋ほど、平均 10 袋出ます。かつては空き缶やビンが多かったですが今はお菓子の袋やペットボトルなどのビニールごみが一番多いです。タイヤやおふとん、土管などもあります。道路に捨てられたまちのごみは雨水と一緒に川に流れ込んでいます。自転車などには草や土が絡みついて引き上げるのが大変で、川底に埋まってしまっているものは引き上げることはできません。

引地川は上流から河口まで 21.3km あります。海岸に落ちているごみの約 7 割は川から流れてきていると言われていますが、河口に落ちているごみをメンバーが拾ったことがあります。 3cm くらいのプラスチック片やガラスなどで原型を留めていません。川のごみは本当に小さくなって細かく砕かれて下流に流れてしまい、それを魚や鳥が食べてしまい、環境的に非常に問題になっていると思います。原型を留めているうちに拾うことが大事なことだと思います。

「やっぱり川を綺麗にしなきゃいけないね、ごみが落ちているから拾わなきゃいけないね」と、 大和市 に住んでいなくても、年齢がいくつであっても、男性でも女性でも、同じ目的で同じ方向で進んでいくということがかけがえがなく大事なことで、世代を超えた絆ができるというのが本当に嬉しいことだとメンバーに感謝しています。

「活動 7 年目に入りました。以前に比べるとごみの量は少なくなってきていますが、まだまだ多くのごみが川に流れ、海へと流れていってしまいます。川に入ってごみを拾う、という大変地味な作業ですが、ぜひ一人でも多くの手助けをお待ちしております。雰囲気を大切にすることをモットーとしておりますので、遠慮なくお気軽にご参加ください」

問合せ: 大和市 民活動センター  046-260-2586

      引地川水とみどりの会  http://hikijigawa.com/

第88回  11月17日  くじらのしっぽ

「ムイシキと語り、無意識とワークする“くじらのしっぽ”」はフッと湧き上がってくる無意識の働きを、海の中を自由に泳ぎまわるくじらが一瞬海面にしっぽをさっと立ち上げる姿をイメージし、シンボルとして名づけられた名前です。「本当に自分の感じていることはなあに?」とそんなことを大事にしていきたいという仲間はつながろうということで始まりました。

今日は「ネガティブは愛のメッセージ」というテーマでお話しています。私たちのワークショップで「マインドフルネス」という目を閉じて心と体を静かにして今の自分の実感に気付くというメソッドがあります。この作業をすることによって、例えば怒りですと、怒りと自分が同一化しない、怒りそのものを認めてあげられるようになります。怒りには怒りが出てくる意味があり、怒りが何のメッセージを伝えているか、怒りそのものを感じるとわかるようになります。

頭で思っていることと魂の深いところで本当に自分が感じていることは全く違うんですね。魂の深いところからの自分の声に誰か耳を傾けてほしい、わかってほしい、そこにあるのはものすごくポジティブに生きようとする力だったり愛だったり勇気だったり、本当に自分を取り戻そうとする力なんですけれども、自分でも全く知らない、誰からもわかってもらえないということがあって、私たちはそこの部分と出会おうとしています。

「可愛がっているペットや植物とお話ができるということを体験的にご存知の方は多いと思います。私たちはそれと同じように言葉を持たない無意識のメッセージというものとワークショップができるということをやっています。もしみなさんが行き詰まった時、どうしようもなくなった時にいらしていただけたら、この行き詰まりというのは開ける前のサインと思っていただいて、体験していただけたらとても嬉しいと思います。自分だけがこんな風でどうしようもないと思われるかもしれませんが、それは深いところでは人間はすべての人がみんな一緒です。自分がこうなりたいと思う自分は必ず自分の中にいますから、絶対に取り戻せばいいだけ、自分を変える必要は全くないので、いくつになってもそこは取り戻すことはできます」

連絡先:「ぽこぽこ」手塚郁恵 046−276−0137

    横浜マインドフルネスの会 070−5572−1640   kotosiro@dj.pdx.ne.jp

    くじらのしっぽ みんなの会  in 木更津

 

 

第87回  11月3日  カッコーフェスタ'09参加団体

カッコーフェスタは 大和市 民活動センターの「活動団体交流まつり」のことで、活動の「活」と交流の「交」で「活交(カッコー)」、それを鳥のカッコーとかけて「カッコーフェスタ」と呼んでいます。シンボルマークも鳥の可愛い「カッコちゃん」です。今年で 4 回目になります。いろいろな団体が販売や活動に関係した催し、パフォーマンスなどをします。今日はその中から 2 団体をご紹介します。(カッコーフェスタのご紹介はこちら

 

「引地川水とみどりの会こどもエコクラブ」

野球部でバッテリーを組む中学 1 年生の藤原くん、古川くん

「僕たちは引地川のごみを拾っている団体です。メンバーは小学 2 年生〜中学 1 年生 10 名で月1〜2回活動しています。 2 〜 3 人じゃないと引き上げられない大きなごみもあります。去年はざりがに釣りでカッコーフェスタに参加し、ざりがにが脱走するハプニングがありました。今年はテープで川の模型を作り、その中に川に実際に落ちていたごみを段ボールに絵を描いて再現したものを、拾って分別してもらうというゲームをやります。小さい子にも来てもらいたいですが、大人も自分の分別を見直しに来てもらえたら嬉しいです。全部合っていると A 賞のお菓子がもらえます」

 

「ありがとうの和の輪」

楽書き詩人 ひそかさん(横浜、川崎、相模大野、町田、新百合ヶ丘の路上で活動中)

「来ていただいた方に目を見て自分がインスピレーションを感じたことを筆と墨で絵と詩をかかせていただきます。邪念が入らないように精神を統一して純粋な心でかくようにすると、その方にぴったりな漢字一文字などが浮かんで、そこから詩ができます。ジョニーさんのイメージは色ですと黄緑とオレンジです。団体名の『ありがとうの和の輪』は、「ありがとう」の 5 文字を輪のように書いていてそれがすごく楽しく、そこに日本の心の「和」をかけて『和の輪』と命名しました。カッコーフェスタではござを敷いて座っています。ぜひお越しください」

 

大和市 民活動センター

「今年のテーマは『活かそう!ひろがりのわ』です。ひそかさんのお話から「わ(和、輪)」という言葉の深さ、あたたかさを感じました。みなさんで楽しく笑顔で市民活動を PR したいと思います。カッコーフェスタでは私たちも『カッコーパスタ』というなぞのパスタを販売します。どんなものか来て食べてみてください」

 

第86回  10月20日  ドラマティックカンパニーYamato50

今年は 大和市 市制 50 周年ということで、昨年の夏に『わが街・やまと』という映画を撮り、今年はそれが舞台になりました。その時に公募で集まった市民 77 人の中からオーディションで選ばれた 20 名が映画に出演しましたが、映画が完成して観た後、この活動によって生まれた人と人とのつながり、文化や芸術に対する気持ち、なにより「わが街大和」を愛する気持ちがみんなの中にふつふつと湧いてきてこの活動をさらに続けていきたいとこの会を発足しました。メンバーは 23 名です。

活動内容としては、今年 2 月 1 日の市制 50 周年記念式典での『わが街・やまとダイジェスト版』の上映を始めとして、各学習センター、図書館、保健福祉センター、カルバリーチャペルで上映会を行いました。また、こちらの FM やまとで 大和市 在住の絵本作家の手塚カズさんの絵本の朗読、さらにはお芝居もやりました。春には「りんぶん村の芝居小屋」、夏の終わりには「演劇フェスティバル」にも出演しました。若いダンスユニットの発掘し、カルベリーチャペルの「森のチャペル」にも出演しました。

今後の催し物としては「 大和市 市制 50 周年記念共催事業  大和市 市民活動推進補助金事業 ドラマティックな絵画展」を 11 月 21 日(土)〜 23 日(月・祝)にイオン大和 3 階ホールにて行います(入場無料)。この絵画展では「イラスト・絵画コンテスト」を行い、『わが街やまと』のポスターを描いてくださった及川正通先生が審査をなさいますが、ご来場のみなさんにも投票でコンテストに参加していただけます。他にも及川先生が雑誌『ぴあ』の表紙に描かれている作品の巨大パネル展示を始め、 大和市 内在住の 3 人のアーティストの作品を展示し、見て感じて楽しめる展覧会を目指しています。同時開催のイラスト絵画教室は及川先生に直に指導していただけるすごいチャンスだと思いますのでぜひこの 3 日間に多くの方にいらしていただきたいと思っています。

イラスト・絵画コンテストのテーマは「わが街・やまと」または「私と未来」、応募は 11 月 2 日(月)まで。

詳細はホームページで  http://yamato50.com

 

第85回  10月6日  大和市録音奉仕会

昭和 52 ( 1977 )年 4 月に発足、今年で 32 年目になります。現在メンバーは 42 (男性 6 女性 36 )名です。障害者のみなさま(読者の方とお呼びします)に朗読を録音したものを発送してお届けする活動をしています。
定期的にお届けするのは「広報やまと」「大和市議会だより」「選挙公報」「新聞5紙のコラム」、テープ雑誌の「おおぞら」です。また、視覚障害者の方の会からの依頼のテープを録音してお届けしたり、市内の老人施設「敬愛の園」へ年 4 回訪問して朗読や歌をしたり、個人の依頼の本の録音や、対面での朗読などもしています。朗読のほかには編集の仕事もあります。
この他にはイベントとして読者の方とバスハイク、交流会、新年懇親会、点訳の方と 3 者での交流会があります。読者の方たちの大会や集会などにもご一緒に参加することもあります。また、市の共同募金への参加、福祉フォーラムなどへの参加、私たち会員の研修会、勉強会、二俣川にあるライトセンターの勉強会にも参加しています。このようにさまざまな活動がありますのでかなり忙しいです。 2 年前からは「全国音訳ボランティアネットワーク」にも参加しています。昨日 10 月 5 日は「音訳付きの映画会」を行い、調布から技師の方がいらして上映してくださいましたが、本当に私たちが見ていても的確に音訳の説明が入り、みなさんとっても喜んでいらっしゃいました。今まで映像が平面だったのが、解説によって立体的に頭の中で映像が浮かぶとのことでした。
読者の方との交流では、バスで箱根へ日帰り旅行に行ったときに遊覧船に乗ったのですが、乗った瞬間に読者の方が「あ、水を感じる」と仰り、その鋭敏な感覚が大変新鮮に感じました。気付かされること、勉強になることがたくさんあります。

 

☆☆会に参加したい方へ ☆☆
社会福祉協議会が 2 年に 1 度開く入門講座を受講してください。「広報やまと」「社協だより」に出ますのでぜひ応募してください。

 

☆☆読者になりたい方へ ☆☆
社会福祉協議会ボランティアセンター( 046-260-5643 )へご連絡ください。

 

「録音機材や聞く材料が今画期的に進歩しています。デジタル化ですが、私たちも CD 化に向けて一生懸命勉強しています。しかし、どんなに機械や技術が進歩してもこれを使うのはやはり私たちです。何よりも重要なのは読みをしっかりして音声を伝えること、これが基本中の基本だと思っております。しっかりしたものを読者のみなさん、楽しみにされているみなさんにお届けいたします」

連絡先:大和市民活動センター 046-260-2586

 

第84回  9月28日  夢わかさ連

今年 2009 年 1 月に発足しました。 2 歳から中学 3 年生までの子どもたちが 10 名、大人 8 名の阿波踊りの連です。子どもたちの健全育成を目的とし、高齢者施設を訪問しながら触れ合いを通して笑顔を広げていきたいと思って活動しております。

4 月 5 日に地元の桜森神社のお祭りを初めとして、 8 月には「ふるさとやまと夏祭り」、「大和市民活動センター登録団体交流会」、 9 月 23 日に地域の熊野神社で出演させていただきました。 9 月 13 日には高齢者施設の「しょうじゅの里」で躍らせていただきましたが、おじいちゃん、おばあちゃんが涙を流して喜んでくださり私たちも「よかった」という思いと共に感激いたしました。

子どもが小さいので最初は心配でしたが、ずっとママにくっついて抱っこばかりだった子が今やスター選手となってひとりで踊っていて本当にびっくりさせられます。連にいるときはお兄ちゃんお姉ちゃんたちが本当によく見てくれるので、その間大人たちは一生懸命練習もでき、離れていても平気です。家にいると親とだけと接することになるので、子どもにとっては本当によかったなと思います。また、公園と家だけだと同世代のママさんや子どもたちだけしか知り合うことがないですが、ここの連ではちょっと上のお子さんを持ってらっしゃる方もいるのでいろいろ相談もできますし、普段は知り合えない人とも知り合えるのでそれもすごくよかったなと思っています。

子どもたちが大きくなってもコミュニケーションがとれるもの、場所を一つ持っていたい、また、共感できるものがあれば家族の絆が生まれるのではないかと思っています。そして、子どもたちが大人になってふと気付いた時に「自分には阿波踊りがある」という一つの拠点を持っていることで、大事な心を失わないでいてもらえるのではないかと思います。どんな小さい子どもたちでも自分たちの居場所があるということが大事ではないかと思ってみんなで一緒に練習しています。

「無理しないで楽しく踊っています。子育て中のお母さんもお父さんも、ご家族そろって練習を見に来てください。阿波踊りをしながらいろいろな活動に参加していきたいと思います。夢わかさ連で一緒に活動をしていきたい方、仲間をいつでも募集していますので、ぜひご連絡ください。お待ちしております」

 

(連絡先)大和市民活動センター  046-260-2586

 

第83回  9月15日  音楽療法 なごみの会

神奈川県を中心に活動している音楽療法家の集まりです。各自が施設を訪問したり非常勤職員として患者さんや利用者さんのための音楽療法プログラムを担当しています。音楽療法という新しい分野を専門とする私たちは学ばなければならないことがたくさんあり、仲間同士で知識と経験を共有するための勉強会を月に 1 度続けています。 2006 年発足、会員は 13 名です。

音楽療法の活動のタイプは 4 つありますが、私たちが日頃行うのは実際に歌ったり楽器を演奏したりする「能動的音楽療法」です。認知症の方、ご病気や事故で脳に障害を持たれて不自由を感じていらっしゃる方、パーキンソン病などの神経難病の方、また健康な方も対象としてプログラムを行います。童謡や唱歌、民謡、歌謡曲などを歌っていただく歌唱活動で季節を感じたり、たっぷり声を出して気持ちを発散していただいたりします。仲間の方と一緒に楽器を鳴らして一体感を感じたり、役割を分担して合奏することで達成感を感じていただく楽器活動も行います。こちらは普段動かさない体の部分を動かすのでリハビリ効果もあります。懐かしい時代の暮らしの音「金魚売り」などもみなさんで声を合わせると話が弾みます。

 

 ☆ジョニーさんもプログラムを体験しました☆
スタジオでは次から次へと変わった楽器が登場し、ジョニーさんが何の音かを当てました。

コオロギ、カエル、波や雨の音(南米チリの楽器レインスティック)、うぐいす、渚の音、火の用心の音、チャイム(トーンスティックという楽器)。さらに「故郷の空」の合唱と合奏をして一体感が高まりました。

 

私たちはこれまで施設の中での音楽療法を中心に行ってきましたが、今後は地域の中で音楽を求めてくださる方のところへ伺いたいと思っています。外出が困難な方への訪問音楽療法や当事者の方と介護をしている方が一緒に楽しめる音楽の集い、介護をされている方のためのリフレッシュを目的としたコンサートなどいろいろものをどんどん企画していきたいと思っています。

「私たちはまだまだこれからの団体です。みなさんのいろんなお声を伺いながら私たちが音楽でできること、役に立てることを探していきたいと思います。どんどんいろんなご意見やアイディアをお寄せいただきたいと思っています」

 

問合せ:大和市市民活動センター  046-260-2586

 

第82回  9月1日  拠点やまと「大和市民活動センター第1回登録団体交流会」

大和市 民活動センターは「新しい公共を創造する市民活動推進条例」に規定された、「新しい公共」に参加する意思のある活動を行う人たち、また、行おうとする人たちに対して、共に育ち合える場を提供するとともに、 大和市 における社会資源の充実を図ることを目的として設置されました。登録団体が 250 を超える中、「お互いの活動を知りたい、活動をしている人たちと知り合いたい」というご意見から、第 1 回登録団体交流会を開催しました。

8 月 22 日 ( 土 ) 大和市 勤労福祉会館にて、 22 団体、こちらのスタッフを含めて総勢 71 名の参加で行われました。オープニングは桜ヶ丘町おこし実行委員会の弾き語り、その後「お互いの共通点を見つける名刺交換」をしましたが結構盛り上がりました。この後、名刺をたくさん集めた人に「ピーチクパーチク賞−あなたは第 1 回 大和市 民活動センター登録団体交流会で抜群に大きな輪をつくりました。ここに会議室 1 時間無料券をもって表します」を贈呈しました。その後は WE21 ジャパン大和によるリフォーム服のファッションショー、チームピースチャレンジャーによるバングラデシュ、インドの民族衣装のファッションショー、それから 4 つのテーブルに分かれて団体紹介、席替えして「活動の悩み」についての話し合いと続き、夢わかさ連による阿波踊りのフィナーレとなりました。

「活動の悩み」では仲間を増やしたり、活動を PR するにはどうしたらよいか?などが出ましたが、定年後の夫を市民活動に参加させるにはという悩みに「昼ごはんをつくらないとよいです」という経験上からのアドバイスがされました。こちらの内容については 9 月 20 日(日)発行の「広報紙あの手この手」に掲載しますのでご覧ください。

今回の交流会を通じて、みなさんがしっかりと発言なさるということが印象に残りました。ひとりの人がたくさんしゃべるということではなく、みなさんきちっとお話なさり、また、「聞く」ということも大事なことですが、聞くことから発言が生まれて本当の意味での「交流」という感じがしました。

「市民活動センターはどなたがいらしてもいい場所ですので、交流の場として、私たちはお待ちしております。毎月開催の『連続共育セミナー』、毎週水曜日の『編集ミニ塾』にもぜひご参加ください。 11 月 7( 土 ) 、 8( 日 ) は恒例の『カッコーフェスタ '09 』が開催されますのでこちらにもご参加、ご来場をお待ちしております」

大和市 民活動センター  046-260-2586

 

第81回  8月18日  夏休み中高生ボランティア体験『このゆびとまれっ!』参加者

今までボランティア機会の提供と、登録団体の方たちの課題解決といった意味も持たせながら、多くの高校生や大人のボランティアさんと一緒にセンター独自のイベントを開催してきましたが、今年度はもっと多くの中高生の方たちにボランティアに参加してほしいとの願いから、生涯学習センター、青少年センター、ボランティアセンター、図書館が合同で行っている「夏休み中高生ボランティア体験『このゆびとまれっ ! 』」にセンターのイベントを持って参加しました。

5 つのボランティア活動を企画しましたが、「 NPO 法人サポートハウス ワン・ピースとの交流会」では、人と関わるのは苦手という高校生の女の子が得意な絵を描くことで参加してくれました。ワン・ピースの子どもたちに頼まれて子どもたちと一緒に絵を描いてくれて、そのことで自信をつけてくれたのか、翌週の「 NPO 法人地域家族しんちゃんハウス」での子育て支援ボランティアにも来てくれたことがとても嬉しかったです。障碍を持った方との交流では、視覚障害者の方がやっている卓球「サウンドテーブルテニス」に中高生が参加しました。とても喜んでいただき帰省先の北海道からお礼状を送ってくださり、中高生も喜んでいました。その他には中高生がバーベキューやおにぎりを作って小さい子からお年寄りまで地域と交流して楽しく食べましょうという「みんなで食べようバーベキュー」がこれからあります。「ラジオを作ろう」は災害時に地域の情報を流す FM やまとが聞けるラジオを作って一人暮らしのお年寄りにプレゼントしようという企画です。自分が作ったラジオをプレゼントすることで後々まで交流が続けばいいなと思っています。ラジオ作りは科学探検隊の方が丁寧に教えてくださいました。

 

(「ラジオを作ろう」に参加した大和中学校1年生 S さんの感想)
ラジオを作ったことがないので作りたいと思って参加しました。ボランティア活動は初めてで最初は行くのにも緊張して何をしていいかわからなかったです。ハンダづけの細かい作業は難しくてやけどもしてしまったけれど最後までできてよかったです。できたのを箱に入れて、みんなで教わりながらやりました。雑音しかきけなかったけれど雑音だけでも聞けてよかったです。

 

「子どもから大人になっていく時期にどのように自分は社会と関わりながら社会作りに参加していくのかを考える機会を持っていただきたいと思います。センターとしても子どもたちにこれからいろいろな人たちと交流し、自分たちが社会に関わることによって社会が豊かになっていく体験をしていただきたいと思っていますので、これからも多様性というものを考えられるようなイベントを企画していきたいと思っています。センターはボランティア活動のきっかけをつくりますが、その扉を開けるのは中学生、高校生のみなさんです。参加をお待ちしています。

大和市 民活動センター  046-260-2586

 

第80回  8月4日  引地川水とみどりの会こどもエコクラブ

大和市 に源流がある引地川を清掃している環境ボランティア団体である「引地川水とみどりの会」の中にある「こどもエコクラブ」は、引地川のゴミを拾ったり、生き物の生態調査を行っています。メンバーは 10 人くらいいます。引地川にはコイやカルガモ、ドジョウ、ザリガニ、モズクガニ、オイカワ、時にはグッピーやカメがいるときもあります。ハグロトンボの調査にも参加して右岸と左岸に分かれて、オスとメスを分けてカウントしました。

 

しゅうくん(引地台小学校 6 年生)

「地球環境が毎年悪くなっているので、なんでだろうって前から調べていて、エコに興味があったのでクラブに入りました。どうして川にゴミを捨てるのかって疑問に思います」

 

ひとしくん(引地台小学校 6 年生)

「川くだり(ゴミを拾いながら上流にのぼる)ではラジカセ、冷蔵庫、タイヤなどが捨ててありました。掃除しなきゃなぁと思います。川に入るのは 12 月は冷たいけれど、夏はプールみたいで気持ちいいです」

 

こうせい くん(引地台小学校 3 年生)

「ハグロトンボの調査ではオスが 107 頭いました。右岸のトンボが左岸に行くと『それカウントしたよ ~ 』って声をかけながらカウントします。引地川のゴミは、なぜ自分で捨てることができないで川に捨てるのかと思います」

 

みおさん(引地台小学校 3 年生)

「川そうじをしているところを見てクラブに入りました。ザリガニを捕まえたこともあります。川が汚れているのはとても悲しいことだと思います。活動していてゴミが減ってきて嬉しいです」

 

「 8 月 8 日 ( 土 ) に川そうじをします。参加したい人は 9 時までに草柳自治会館に来てください。捨てたものを拾いたい方や川に親しみたい方はぜひ来てください。みなさんもこどもエコクラブに入ってぜひ川そうじをやってみてください」

 

ホームページ:引地川水とみどりの会  http://hikijigawa.com/

 

第79回  7月21日  平成 21 年小中学生向け夏休み企画『みんなで楽しく遊ぼう』

NPO法人サポートハウス ワン・ピース(障碍を持つ子どもたちの放課後の預かり)
松風園(知的障害児通園施設・生活介護事業・「なんでも・そうだん・やまと」窓口)
大和市障害者自立支援センター(障碍のある方の自立と社会参加をサポートしていくための福祉施設)

 

NPO法人サポートハウス ワン・ピースでは、5年前の夏にワン・ピースを利用していない子どもたちにも夏休みに楽しめる機会を提供しようと和太鼓や太鼓遊びのイベントを始めました。3年前から松風園、大和市障害者自立支援センターとの共催により、より多くの子どもたちの参加を受け入れることができるようになりました。昨年は延べ160名のお子さんに参加していただきました。今年度は3つのプログラムを予定しています。

 

「クラフトをしよう」8月2日(日)10:00〜11:30 光ヶ丘中学校・木工室
神奈川土建組合大和支部の大工さんたちにクラフトを教わります。子どもたちはとんかちで釘をトントン、のこぎりギコギコが大好き。プロの大工さんに教わって木工を楽しみましょう。定員は親子で30組まで。
「みんな太鼓の達人3」1回目 7月28日(火)10:00〜11:30 2回目 8月18日(火)10:00〜11:30 勤労福祉会館3Fホール
ばちの持ち方、叩き方を覚えて音楽に合わせてみんなで叩いて、楽しく踊って過ごしましょう。
「音楽で遊ぼう」8月19日(水)10:00〜11:00 光ヶ丘中学校・音楽室 音楽を通してみんなで楽しく過ごしましょう。音楽療法士の青木先生をお招きしています。

 

親子一緒に楽しめるもの、お子さんだけで楽しめるものとあります。夏休みの楽しい思い出の一つとなると思いますので、ぜひご参加ください。
「障碍のある方たちの地域での豊かな生活とは、障碍があるということがどういうことなのかということを、とにかくいろんな人に知ってもらうことが大事と思います。温かい目で見てもらったり、理解してもらっているということが豊かな生活につながっていくんじゃないかと思います。今回の夏休み企画のように、いろんな人たちに参加してもらうことで、いろんな障碍のある方たちがいるんだということを少しでも知ってもらえればと思います」
問合せ・申込み:大和市障害者自立支援センター 046-265-5198

 

第78回  7月7日  大和市子ども会連絡協議会

昭和36年に発足し、再来年に50周年を迎えます。子どもたちに関わっている人たちがこれからも子ども会をがんばって一緒にやっていこうという賛同者の方と子ども会の役員さんが集まり、この大和市の子ども会連絡協議会(市子連)を作っています。各自治会にある子ども会をまとめて、どういう風に子ども会運営に役立ててもらえるかということを主体として活動しています。子ども会の役員さん向けの役員研修をしたり、広報誌で市子連や子ども会のいろんな活動を発表したりしています。『大和市子連ガイド』という冊子もあります。
この市子連は4つのブロックに分けられています。各ブロックでは子ども会の役員さんに役立つようなマジックバルーンの講習会や、親子向けの陶芸教室、梨狩り、スポーツレクリエーションなどの行事、「わくわく体験」という子どもの居場所の提供をしています。また、子どものチアガールやロックソーランを踊る「ソーラン隊」がお祭りなどで活躍し、それが地域に浸透してきたことで、地域の人の結びつきを深めるようになってきました。 子ども会を運営していく上で一番大事なことは自分たち大人が楽しみ、笑顔でいることだと思います。そのためにまず役員さんたちに元気になってもうらことを目指して活動しています。
1年生から6年生までが集まってコミュニケーションが取れる場である子ども会の大切さ、その子ども会や市子連をどうやってみなさんにもっと知っていただくかということが今後の課題です。
「みなさんのところにある、自治会にある子ども会ですので、本当に気兼ねなく参加してください。子ども会をサポートする市子連には安全会という保険制度がありますのでご利用いただきたいと思います。地域のみなさんと信頼関係を築きながら市子連を運営していきたいと思いますので、ぜひ覚えていただけたらと思います」

連絡先:青少年センター 046-260-5224

 

第77回  6月30日  国際化協会英会話受講者の会

2007年、國際化協会英会話教室に参加し、今後も英会話の勉強を続けたいという人たちで発足しました。その時の講師である植木先生が快く引き受けてくださり、先生の指導の下、基本的に月3回(第1・2・4火曜日 10:30〜12:00)、6名でレッスンを受けています。
レッスンは、朝先生が「Good morning!」と入って来られて、最近のニュースなどを英語でお話されて、私たちが理解できなければ先生が教えてくださいます。その後は英語で書かれた教材を使って勉強します。
レッスン中は和気あいあいとしていて、比較的日本語が飛び交っています、今の段階では。先生はいつも英語で投げかけてくださって、なるべく英語で答えたいんですけれど、いつも最後には日本語で答えてしまって。非常にアットホームな感じでやっています。 宿題はほぼ毎回出ますが、10〜15分くらいでできるようなものです。先生はメモのようなお手紙をくださって、その人に合った内容の「あなたの好きなものはなんですか?」などの質問があり、それは個人個人すべて違うんですけれど、それについて答えを書いて出すというような宿題もありますね。
レッスン以外では、この間は仲間に誘われてTOEICを受けました。以前はテレビで出てくる英語を見てもそのまま通り抜けていましたが、今はニュースから聞こえる英語や、洋画を見ていても、意識的に英語を聞き取ろうとするようになりました。また、みんな基本的に英語に興味があるので、CDや映画のDVDを貸しあったり、共通の話題があるので盛り上がります。楽しみながら、コツコツと細く長く、みんなで仲良く続けていければいいなと思っています。
「Thank you for listening to us.Why don’t you join our English class.We are waiting for you. みなさん、英語を使ってかなえたい夢があれば、継続して自分で努力しながら、また一緒の仲間もいますので、ぜひ興味があったらご連絡いただきたいと思います」


連絡先:大和市民活動センター 046-260-2586

 

ヂ76回  6月16日  引地川かわくだり実行委員会

1990年、引地川をきれいにしたいという思いで開いた学集会で講師の方に「川をきれいにしたいと思うなら、川の中に入って遊ばなくては」と言われて始めたのが「第1回引地川かわくだり」です。毎年7月に川の中に入って川のゴミ拾いと、子どもたちと一緒に川で遊ぶというイベントを続けて今年で20回になります。泉の森ふれあい広場が三面コンクリートを剥がして自然護岸となるきっかけを作ったり、第15回の年には一度は絶滅したといわれていたハグロトンボの復活を確認し、調査隊を作りハグロトンボの調査を継続的に行っています。
最初は川は大変に汚く、お風呂の浴槽なども落ちていましたし、空き缶にはヒルがたくさんついていました。しかし、水の中に入った気持ちよさ、桜並木や木陰の素晴らしさというのは感動もので、水は汚れてるんですけれど流れに足を入れる心地よさを味わい、それでやみつきになったかもしれません。4回目くらいからは市の職員も参加してゴミの収集、引き上げのお手伝いをしていただきました。川の中に入ることでいろんな生き物との触れ合いがあるということ、ハグロトンボの復活や、魚も最初はめだかしかいなかったのが、2種類、4種類と増え、今では8種類くらいが毎年見られ、そのように私たちが気持ちや心をかけてあげると川もそれに応えて生き物がよみがえってくることを、長年続けている中で、自分の目と体で実感していることがすごく嬉しいですね。また、1本の川を通じていろんな人との出会いがあり、生き物と共に人とのネットワークというものも育んでくれる川というものに日々感動を覚え、川って楽しいなと思っています。
「7月20日(月・祝)海の日に第20回引地川かわくだりを実施いたします。それに先立ちまして7月11日(土)〜25日(土)にはグリーンアップセンターで活動の様子や引地川の写真展を開きます。きれいになってたくさんの生き物が賑わっている引地川、ぜひご自分の目で見にいらしてください。昔の引地川の写真と、昔引地川でこんな風に遊んだというようなエピソードがありましたら、展示させていただきたいのでぜひご連絡ください」
連絡先:飯塚 090-2527-8438

 

第75回  6月2日  憲法九条やまとの会

主に現在の事務局スタッフメンバーで話す機会があった時を契機に、今の日本の様子にそれぞれが危機感を感じていたこともあり、会の発足へとの動きができました。本当にいろいろな方との出会いからこの会は生まれました。
この会では「今」ということがキーワードになっています。米国はあちこちで戦争をしていますが、なんでも米国の言うとおり動く政治がある場合、憲法九条を変えてしまったら、米国に従って参戦するようなことになってしまうのではないか?他国民を殺し、国土を破壊し、米国の兵士も、さらには日本の兵士も殺されてしまうかもしれません。それは良くないことです。米国のやり方に対して「ノー」ということが言える立場、こういうことを言える国民、それが成った時に初めて憲法九条の問題もきちっとした形で解決できるのではないでしょうか。「今」それぞれのいろんな思い、「今」のこの時代の状況というのを感じた人たちが、「今」何をしなければいけないか、というところに私たちは「今」というテーマでのメッセージを出して、それぞれが考えて賛同してもらいたいと思っています。
具体的な活動としては、月1回のスタッフ会議、年3回、1500人の賛同者の人たちに向けての賛同者会議という企画をやっています。また、市内3ヵ所で地域の懇談の場を持っています。特別なイベントとして、会が発足した2006年4月に佐高信さんの講演会、8月にはアフガニスタンで医療や灌漑活動を行っている中村哲さん講演会、2008年5月には雨宮処凛さん、軍事評論家の神浦さんの講演会とシンポジウムを行いました。今年、2009年6月13日(土)には詩人で作家の辻井喬(堤清二・元西部グループ総帥)をお招きします(場所:大和市保健福祉センター 開演:13:30)。
「大切なのは『今』九条改憲を止める、ということです。戦争に巻き込まれないためには、今こそ憲法九条の改憲というのを止めなければいけません。みなさんぜひ、私たちの会に参加して思ったことを何でもよろしいですから発言したり、討議に参加してもらいたいと思います」
憲法九条やまとの会 046-272-8880

 

第74回  5月19日  ひよこの会

昭和57年4月、林間学習センターの幼児学級の卒業生の親子で育児サークルとして発足し、今まで27年間続けてきました。子育て後は自主サークルとして、親たちの興味のあることを中心に毎年企画を立てて活動しています。今年は「認知症キャラバンメイト」という市内で活動している団体の方に依頼して、認知症がどんなことであるかということを勉強していこうと思っています。
継続的にしていることは、おむつを毎年十反縫いまして、市内の老人施設にお届けして喜んでいただけていると思っています。おむつはミシンの方もいますけれど、主に手で縫っております。施設の方のご希望をお聞きして、手で縫ったほうが柔らかいし、縫い方もあちらの希望に添えるような形にだんだん変わってきました。今も製作中で7月初めくらいにはお届けしたいと思っています。だいたい一人一反くらいの割り当てで、一反で4枚縫います。一番最初に指導してくださった方から、自分たちだけが楽しむ会ではなくて、会が充実してきたら、何か社会に還元するような形での活動も考えてくださいという言葉をいただいてましたので、本当に微力なんですけれども、この活動をずっと続けてまいりました。みなさん無理なく参加できる形での社会還元ということでやってこれたと思います。
子育て中は相談する人がいなくて、ひよこの会に参加して元気をもらう事が出来ました。身内の死、親の介護、嫁姑問題を口に出して言える場があるので、ひよこの会からの帰りは充たされた気持ちになります。
「おむつ作りはこのまま続けていきたいと思います。外部の方の講師をお招きして、人と人とのつながりを強くし、学ぶ心、学ぶ楽しさを忘れないように、心が充たされるような企画に会員のみなさんに来ていただいて、心の大きさや充実感を広げていきたいと思います」

連絡先:大和市民活動センター 046-260-2586

 

第73回  5月5日  「このゆびとまれっ!」

(「この指とまれ!」とは?)
(生涯学習センター 西沢さん)「この指とまれ!」は中学生・高校生向けの夏休みボランティアを紹介する、 また合同で実施するという事業です。今回は夏休みにいろんな場所で、いろんな機関が、いろんな日付で たくさんのボランティアのプログラムを用意していますので、事前の説明会を行うことにいたしました。
5月17日(日)10:00〜12:00 大和市生涯学習センター 207大会議室

(「この指とまれ!」体験者のみなさん)
(大学1年生 鴨志田さん)
昔からちっちゃい子が好きで「ボランティアをやってみれば?」という母親の言葉がきっかけで、中学1年から 6年間参加しました。最初は緊張しましたが、やってみるとそんなことはなくて楽しめました。赤ちゃんに 泣かれちゃうと原因がわからなくて「自分でやってしまった」という申し訳ない気持ちになってしまったりする こともありました。これは慣れませんね。ボランティアは誰でも参加できて、とても良い体験ができる素晴らしい ものだと思うので、興味のある方や参加を考えている方はぜひ参加してほしいと思います。

(高校3年生 原崎さん) 中学生のときに学校で配られたチラシを見て参加しました。本を読むのが好きだったので図書館でのボランティア をしました。子どもたちがあまり来なかったので、司書さんのお手伝いをしました。その経験から、どこの 図書館に行っても自分のほしいジャンルの本がすぐに見つけられるようになりました。今はつきみ野学習センター の「みんなでつくるコンサート」のボランティアをしています。ボランティアは「硬いのかな」とか敷居の高い ところもあるように思いますが、そんなことはなくて、中・高生にとっては趣味と実益を兼ねて受験にも役立ったり とか、いい経験になるので、ぜひやってほしいですね。「おもいろそうだな」だけでも十分だと思うので。

(ラジオをお聞きのみなさんへのメッセージ)
(西沢さん)この放送を聞かれて迷っている人がいたら、本当に試しに参加してほしいと思います。ちょっと おせっかいになっちゃうかもしれないんですけれど、助け合いですね、世の中。助けたり助けられたりで 生きてると思いますので、「今回じゃあ私助ける番」ということで参加してもらって、また別の機会には 助けてもらったりして、やってもらいたいなと思っています。

連絡先:大和市 生涯学習センター 046-261-0491

 

第72回  4月28日  ヒロシマから平和を考える実行委員会

「ヒロシマから平和を考える実行委員会」は生活クラブの活動の一つです。
戦争は人間性を否定する最大の暴力であり環境破壊でもあり、協同組合の理念と対極にあるという考えから 戦争や平和について学び、私たち自身が語り継ぐためにカンパで組合員を代表派遣する活動を20年以上前から 続けています。カンパで「ヒロシマ」を見て来た組合員は報告会で発表しその後委員会のメンバーに加わり新た な活動を継続してます。
2008年代表派遣で「ヒロシマ」を見てきた組合員の言葉をご紹介します。
63年前のその日にその地を訪れることができ、悲惨なその日を忘れることなく、いいえ唯一の被爆国として 平和の大切さ、命の尊さを伝えていかなければならないと思っている」
参加方法ですが、運営委員会は生活クラブの組合員で構成されていて、生活クラブの大事な活動でもあるので 生活クラブに加入していただくのが一番の方法、しかし、学習会、報告会は興味を持たれた方ならどなたでも 大歓迎です。
6月6日(土)身近にある「戦争の今」をみる…相模補給廠を駅ビルから展望、ゲート前でガイド(組合員のひと り)の説明を聞く
7月18日(土)戦争を聞き伝える会…語り手として長崎被爆体験者、お父さんがヒロシマの語り部活動をしてい る組合員、ピースボート体験・9条の碑が海外に、の元メンバーを予定している。
「先日、オバマ氏がアメリカの大統領としては始めて『原爆を落としてしまった国の責任』として世界から 核を廃絶していかなければいけないと公言した。その被爆国“日本”もより強く半世紀以上過ぎてなお苦しんで いる人達がいる現状を見つめ『ヒロシマ・長崎の悲劇を繰り返してはいけない』と訴え続けていきたい」 連絡先:森本紀代子 046-208-3690

 

第71回  4月21日  桜ヶ丘町おこし実行委員会

桜ヶ丘商店街がさびれて寂しいので、何か活気づくようなことがないかなと、桜ヶ丘に住んでいる有志で5年位 前に発足しました。メンバーは勤め人がいたり、職人さんがいたりいろいろです。神輿会のメンバーもいます。 最初は大仏をつくろうかということだったのですが、われわれ一般市民ではそんなお金がないので、何ができるんだ ろうという中で、フリーマーケットをすることになり、桜ヶ丘駅から2〜3分の金比羅神社で3年半続けました。 現在は場所のことなどいろいろあり、1年くらい休止しています。今は次のことに向けて模索中です。フリーマーケット をやっているときはお年寄りや近所の人の社交場で、滅多に外に出てこない人がみんなお友達感覚になって、 これはいいことだなと思いました。
フリーマーケットを休止している中で、地元の「ガスタウン」というライブハウスを見つけまして、そこには 若い人から年配の人まで集まってきているんですね。これをもっと外に出したらと思い、音楽を通して桜ヶ丘 (桜ヶ丘にげんていするわけではありませんが)を中心にいろんな人が集まれる場所、空間を作れたらみんな喜ぶ だろうな、やっている方もきっとなにか見つけることがあるんじゃないか、そういう風に考えて今一所懸命相談 しあっています。なるべく多く、町田だろうが藤沢だろうが、みんなが集まってくれるような、あるいは集まる魅力 のある空間があるようなところにしていきたいです。
「桜ヶ丘でまたフリーマーケットをやってほしいという声や、またスタッフをやりたいという声もあります。 いろんな形でこれを聞いている皆さんに参加やあるいは協力していただいて、年齢関係なく集える空間を つくっていきたいなというのがわれわれの当初の目的です。今われわれも模索しているので、形にこだわらず 『こんなのどう?』というアイディアがありましたら、それを真剣に一緒に考えていきたいです。みなさん、 よろしくお願いします」
連絡先:佐々木 046-268-8996(TEL/FAX/留守電)

 

第70回  4月14日  サウンドテーブルテニスクラブ

「サウンドテーブルテニス」とは、普通の卓球に少しアレンジすることで、視覚障害者も普通の晴眼者の方たち も同じようにスポーツが楽しめる、という競技です。会員は15名でプレーをしており、その他にボランティアのスタッフ が7〜8名いますが、もっともっといてくれると助かります。やはりどちらかというと視覚障害者は家に閉じこもりがち なので、明るい雰囲気の中で楽しくスポーツをすることで、みなさんと交流や親睦を図りたいと思っています。
「サウンドテーブルテニス」は、具体的には、球の中に金属の球が4個入っていて音が出るようになっています。 音を取る競技ですから、ラケットはラバーなしで木のままというように音が出るように工夫されています。ネットは 球より2mmだけ上に上げてあり、その下をくぐらすので本当に微妙です。サーブのときにネットにかかるとアウトです。 さらに、台が工夫されていて、高さ1cmのフレームがついています。音だけが頼りでネットの下をくぐらせてラリーを しますが、熟練している視覚障害者であれば、晴眼者の卓球をやっているスピードとなんら変わりなくやっています。 スピードに対応できるように、研ぎ澄まされた感覚が練習により培われます。
このクラブには全国大会の優勝者がいて、みんな彼女から1点取ること、1勝をあげることを目標にがんばっています。 今後の展望としては、これからもずっとこの活動は続けていきたいと思っていますし、節目として10周年大会を 開きたいという構想があります。
「サウンドテーブルテニスをもっともっと多くの方に知っていただくということで、この放送を通じてみなさん1人でも 多く関心を持たれて、われわれに仲間入りをしていただけたらと思っております。一人でも多くの方が私たちの会に 入会していただけることを楽しみに待っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
連絡先:大和市民活動センター 046-260-2586

 

第69回  4月7日  デイ南林間なんてん

「デイ南林間なんてん」はデイサービスの施設です。運営主体は「特定非営利活動法人(NPO)法人ひよどり」で、 デイサービスでトイレ介助や入浴介助・食事介助を実際に実施しているのが「ワーカーズ・コレクティブなんてん」の メンバーです。ご利用者の送迎は、移動サービスを行っているNPOの協力を得て実施しています。
2003年に「大和にNPOのデイサービスをつくりたい」ということから始まり、市民の方たちに呼びかけました。施設 とする物件を見つけ、NPO法人ひよどりを設立したのが2004年11月、サービスを開始したのが2005年1月です。
NPO法人ひよどりの会員は賛助会員を含めて現在75名、会員は無利子で1口5万円の資金を5年間据え置きで貸して くださっています。「デイ南林間なんてん」で働いているワーカーズ・コレクティブのメンバーは現在15名、全員 NPO法人ひよどりの会員あるいは賛助会員となっていて、ワークシェアしながらケアをしています。
「デイ南林間なんてん」では現在8〜9人の方が過ごしています。朝、福祉車でご自宅にお迎えに行き、施設に到着 したらまずうがい、手洗い、健康管理のために体温・血圧測定などしながらお茶を飲んでゆっくり落ち着いていた だきます。みなさんそろって「朝の会」で自己紹介などして団欒し、その後「高齢者体操」というのをします。 その間、お一人ずつ入浴、お昼の前に「嚥下体操」をして私たちが作ったお食事を召し上がっていただきます。 食後はソファでご利用者さん同士お話してゆっくりしていただき、その後歩行訓練、レクリエーション、3時に おやつ、お茶をしているうちにそろそろお帰りの時間になります。ご自宅まで送って玄関にお入りいただいて1日が 終了します。
「今言われているように、やはり介護スタッフが足りません。若い方、特に若いお母さんに来ていただくと活気が 沸いて、ご利用者の方たちも大変喜ばれますので、週1日でも参加していただきたいと思っています。よろしく お願いいたします」
連絡先:デイ南林間なんてん 046-219-1187

 

 

第68回  3月31日  柏木学園高等学校 短歌書道部

短歌書道部はその名の通り、短歌を作ったり書道を書いたりする部活ですが、みなさんにとってはめずらしい 部活だと思います。短歌はそれぞれの個性を生かして、冬休みや春休みの間に1人50首くらい作って、その中で よいものを選んで先生に見ていただいています。書道は、楷書、行書、草書など色々ある中で、自分の個性にあった ものを選んで字を書いています。1枚2時間半かかる字などもあり、冬の大会、さらには夏の全国大会に応募できる ようにがんばっています。
月曜日・火曜日は体力づくりや部活のみんなで一つになるという意味でジムに通っています。水曜日は剣舞を しています。木曜日は短歌と書道を主として活動しています。
そして、土曜日や放課後には主にボランティア活動をしています。詩吟を吟じたり、それに合わせて書道をしたり します。先輩たちが初めて老人ホームに行って詩吟を発表させていただいた時に本当に真剣に聴いてくださり、 とても励みになった話などを聞き、僕たちもこうした活動に参加させていただきたいと思いました。ボランティア に参加して、年の差関係なくいろいろな人と話すようになり、たくさんの思い出ができ、人の良いところ、 悪いところもあるけれど、みんなと仲良くなれて良かったなと思います。
「今後は老人ホームだけでなく、もっといろいろな人との交流を深めて、それによって自分たちの成長にもつながる と思いますし、いろんなところへ出て行くことで活動の幅を広げていきたいですね。みなさんもこういった ボランティアの活動に参加してみてはいかがでしょうか?今日ラジオを聴いてくださったみなさま方もこういった ことを宣伝してくださって、たくさんの人と楽しく交流できたらなぁと僕たちも望んでおります。今日は聴いて くださってありがとうございました。」
連絡先:大和市民活動センター 046-260-2586

 

第67回  3月24日  相模友の会 大和方面

「全国友の会」は1930年に日本で初めての女性記者の羽仁もと子を中心に、雑誌『婦人之友』の愛読者によって 生まれた団体です。友の会は海外を含め200近い会が地域にありますが、相模原市、大和市、座間市、海老名市、 厚木市などの地域の会として「相模友の会」があります。「相模友の会」は4つの方面に分かれて活動していて、 その中の1つが「大和方面」です。
活動内容は、会員の自宅を持ちまわって行う会員活動が週1回、自分たちの生活の中から生まれたことを お互いに報告し合ったり勉強をしています。家庭の経済を健全にすることも大事なことなので家計簿をつけるとか、 子どもが健全に育ってほしいという思いで、その子の育つ家庭をみんなで見守っていこうということで、親子の 「育つ」ということをとても大切にしています。夏休みの「ちびっこパラダイス」では会員の考えた手作りおもちゃ をつくる教室を開いたりしています。また、今は家計簿をつけようという若い方が増えてきているんですね。家計は 限られた収入の中で工夫するということが大事なことなので、必要以上に使わないということなども含めて家計簿の 勉強をしています。実体験に基づいて毎年「家事・家計講習会」をしていて、こちらは会員でなくてもご参加 いただけます。月1回は乳幼児を持つ母の集まりというのがあり、そこは親子で参加できます。
「私たちはとても家庭を大切に思って、幅広い年代の会員、20〜90歳代の会員のみなさんとお互いの生活から 疑問に思うこと、工夫したいことなどを学び合っています。生活全般のことを向上させるための学びがあると 私たちは思っています。次の時代を担う子どもたちが健やかに育ってほしいということはとても強く思いますし、 特に乳幼児を持つ若い家庭の主婦の方たちが生活基盤をしっかり見につけられるようにご一緒に勉強していきませ んか?ぜひ参加してください」
連絡先:相模友の家 042-742-0071
      全国友の家

 

第66回  3月17日  アダプティブテクノロジー

「アダプティブ」は「合わせる」という意味です。普段はコンピューターがどんな風に動くかと人間が学習 して使っていますが、コンピューターが人間のことをよく観察して、どういう状態か、どういうことを必要と しているか、コンピューターが考えて人間に合わせるといった技術です。
具体的にはルビ振りサービス、多言語ルビ、文字拡大・配色変更を行っています。
ルビ振りサービスとは、メール、ホームページに自動的にルビを振るというものです。「アダプティブテクノジー」 のホームページからユーザー登録さえしていただければ、読みたいホームページを表示するだけでルビが振られて 表示されます。ルビの種類もひらがな、カタカナ、ローマ字ができます。
多言語ルビは、日本語の単語のところに外国語の単語が表示されます。現在は英語、フランス語、イタリア語、 スペイン語、タイ語が表示されます。将来的にはもっと言語を増やす予定です。
文字拡大・配色変更は、小さい字や、色によって見えにくい画面を、見えやすい、大きい文字、コントラストの大き い色に、簡単な設定で表示を変更するというものです。これを使いますと、自分が見たいホームページは全て 自分の見える色に自動的に変更して見ることができます。このように、「すべての人にやさしいITバリアフリー活動 」ということで活動を行っています。我々が持っている技術や経験を使って社会に還元し、もっともっと暮らしやすい、 生活の質が上がるようなお手伝いがしたいと思っています。
「この機会に『アダプティブテクノロジー』という名前を覚えていただければ大変嬉しいです。これからもぜひ みなさんとこの活動を広げたいと思いますので、ご関心のある方はご連絡ください」
連絡先:アダプティブテクノロジー
      大和市民活動センター 046-260-2586

 

第65回  3月10日  NPO法人 ワーカーズ・コレクティブ ケアびーくる

「誰でも いつでも どこにでも」をモットーに、ひとりで外出するのが困難な方や不安がある高齢者、 障害者の方の外出を車を使ってお手伝いしています。現在ワークしているメンバーは21名、そのうち男性が7名 です。
ベッドで寝たきりの方は介助して車いすやストレッチャーにお乗せします。ご高齢で1人で外出の支度ができない 方には顔を拭いてあげたり、髪の毛を梳かしてあげたり、着替えをさせてあげたりと、外出の準備もします。 ご家族がいらっしゃらない場合は病院内での付き添い、車いす介助、トイレ介助もします。お買物へ行きますと 「何がほしい」と仰いますので、その品物を持ってきて「こういうのですよ」と手にとってお見せしています。
私たちが1998年に任意団体としてスタートした頃は、まだこの外出介助サービスというのは分野が確立されていませ んでした。全国的には活動が点在していましたが、そういう人たちと連携しながら法務省や国会へも行き、どんどん 活動を広げていったことで認知され、今では「福祉移動サービス」というこの分野が法的に位置づけられています。 ますます高齢化が進む中、1人では外出できない方が増えていくことと思います。ただ病院へ行くだけではなくて、 お買物、お食事、音楽会、お墓参りなど、そういうことで生活を豊かにする外出も楽しんでいただきたいなと思います。 それで心や体も開放して気分良く暮らしていただきたいと思います。
「10年前には病院内でしか見かけなかった車いすも、今は当たり前のように町の中で見かけます。そして周りの人たち も違和感なくその状況を受け入れています。それは移動困難な方々の外出の機会が増えたことであり、また、外出 介助サービスの果たした役割も大きいものがあると思います。これからも1人でも多くの方の外出のお手伝いをしたい と思いますが、まだまだサービスする側の私たちのメンバーが足りませんので、ぜひ私たちと一緒にやっていただき たいなと思います」
連絡先:NPO法人ワーカーズ・コレクティブ ケアびーくる

 

第64回  3月3日  俳句結社「あざみ」大和支部(あざみ句会)

昭和62年秋、大和市コミュニティセンターで「俳句結社 あざみ」の、こしだ氏の研修会の名の下に俳句の会を 誕生させました。その後3つの俳句グループが一つとなり、昭和63年秋「あざみ」大和支部が創設されました。 現在のメンバーは6名です。
活動は、毎月1回、支部の句会を開いています。俳句を作ること、観賞することを通じて会員相互の親睦と 自己の研鑽を図ることをめざしております。「あざみ」大和支部会員は年齢も句暦もそれぞれ異なりますが、 毎回、和気藹々と楽しいひと時を過ごしております。その他には、吟行や、懇親会兼句会を開いています。 日本列島には本当にたくさんの結社がございます。「あざみ」も全国的に支部を持っていまして、みなさんが 年に一度か二度必ずお会いして、大会を開いています。
俳句を始めるのは難しいというイメージがありますが、入り口は非常に簡単です。本当に指折り数えて五七五を 並べればいいだけです。それを「定型」と言うんですけれど、その中で季語を必ず入れるということで、季語 というのは「歳時記」というものに春夏秋冬の世界に誇る日本の四季を歌った本当に美しい日本語が出てくるん ですね。日本人としてこんなに長く日本列島に住んでいるのに、こんな美しい日本語があるんだなということ を俳句を学んだお陰で、多くを学ばせていただきました。
「これから始めたい方、歳時記1冊あれば俳句はできます。ぜひわれわれと一緒に美しい日本語探しをしてみま せんか?ぜひお遊びに来てください。よろしくお願いいたします」
連絡先:大和市民活動センター 046-260-2586

 

第63回  2月24日  パクスやまと

動物里親探しの会「パクスやまと」は、犬猫をたくさん飼っている方たちが里親を探していて、場所がなか なか見つからないということで、それだったらいい場所を探して少しでもたくさんの犬や猫たちの家族を探して あげたいということがきっかけで、2007年9月に発足しました。「パクス」とはラテン語で「平和」という意味 があり、犬や猫たち、人間たちみんなが平和に暮らせることを目的としてこの名前をつけました。毎月第3日曜日 13:00〜15:00まで、大和市役所の正面玄関前広場で里親会を開いています。現在小5から80代の方まで サポーターが24名、大体10名くらいが里親会の時の仕事を手伝ってくれています。
里親会では里親になりたい方々に自由に触れ合いながら見ていただくことができます。自分の家では飼えない けれど触れ合いたいという方も来て下さい。
里親が決まったワンちゃんたちが、次の里親会に新しい家族と一緒に来てくれることがあります。そうすると すごく懐いて楽しそうになってきてくれるんですね。それを見ると、新しい家族が見つかって幸せになって るんだなぁと、すごく嬉しいですね。「パクスやまと」は大変明るい会で、サポーターも大はしゃぎしながら やっています。
里親になりたい方には、一所懸命育ててきたかわいい子がどういうお家でどんなところで育つか知っておきたい ので、申し訳ないのですが、先にお家を一度見させていただいております。
「これからも1頭でも1匹でもかわいそうなワンちゃんネコちゃんたちを楽しい家庭に迎えてもらえるように 私たちもがんばっていきますので、これからもご協力をよろしくお願いいたします」
次回の里親会:3月15日(日)13:00〜15:00 大和市役所正面玄関前広場
連絡先:パクスやまと事務局:046-275-0189

 

第62回  2月17日  かたつむりの会

ボランティア日本語教室の「かたつむりの会」は1993年、かながわ難民定住援助協会主催の日本語ボランティア 養成講座終了後、有志8名と、その時に実習のお手伝いをしてくださった3人の方、計11名で始めました。現在は 男性3名、主婦10名、計13名がいます。
毎週土曜日10:00〜12:00、青少年センターや大和市民活動センターで、集まってくる外国人の方に日本語を 日本語で教えて、日本語学習のお手伝いをしています。毎週20人前後の方が教室にいらっしゃり、初めて日本語 を学習する方から中級までクラスを4つに分けていますが、1つのクラスには中国の方、ベトナムの方、カナダ の方、ペルーの方、いろいろいらっしゃいます。日本語で日本語を教えるので、「今は紹介をやるんだな」など、 今やっていることを類推していただく、こちらは類推しいただきやすいように提示する、そういうことの積み重ね です。教科書ではなくて場面で覚えていただくということですね。
毎週の教室の他には社会見学で、春にはバーベキュー、秋には電車で横浜や浅草へ出かけたりしています。昨年 浅草へ出かけた後は学習者の方だけで東京タワーへ見学に行かれたのですが、日本語で相談されている様子が、 学習を手伝っている側としては非常に嬉しく、見ていて微笑ましかったです。優しい助け合いの気持ちが彼らには とってもあります。忙しい毎日の中で「土曜日に勉強しようかなぁ、ちょっと大変だけど行こうかなぁ」そういう 風に思ってきてくださる方ばかりだと思うので、楽しい雰囲気の中で、和やかに勉強を支えていけたらと思って います。
「これからも私たちはこういう活動を続けていきます。最近特に外国人で働いている方の状況が厳しいですけれども、 楽しく毎日が過ごせるように、みなさんにもし困っている方がいられたら、同じ人間同士ですので、温かい声を 掛けていただきたいと思っております」
連絡先:NPO法人かながわ難民定住援助協会(046-268-2655)

 

第61回 2月10日  草柳自治会

草柳自治会は1976年に発足、今年で創立33年目を迎え、650世帯が会員となっています。場所は大和駅から 15分くらい、広域避難場所の横浜銀行大和総合グラウンドが入っている地域(草柳1・2丁目)です。 「明るいきれいな地域社会づくり」「会員相互の親睦」を目標にさまざまな活動を行っています。具体的には、 引地川でのニジマスの掴み取り大会・夏祭り・近隣自治会との対抗運動会・餅つき大会・防災訓練・学童見守り 隊・草柳町並み清掃・フン害一掃運動があります。また、自治会の活動そのものを積極的に進めるために 「広報そうやぎ」を年7回発行しています。
「フン害一掃運動」では、標語を募集してポスターを作成し、ペット散歩コースに掲示していますが、85歳の 1人暮らしのおばあちゃんが応募してくれて非常に嬉しかったです。「愛犬の いとしさ思えば フン始末」という 標語ですが、こういう気持ちをお持ちであれば、フンを落としたままにしていくなんてことは普通しないと思うんです。 フン害をぜひ一掃したいという気持ちで運動を始めましたが、他の自治会のみなさんもぜひよろしかったら標語を ご利用ください。
今後の展望としては、防災活動の充実、また、私どもの自治会でも高齢化が進んでいますが、団塊の世代の方が たくさんいらっしゃるはずですが、なかなか表には出てきていただけません。ぜひそういう方々に自治会活動に 参加していただいて、第2の生活を自治会を通して進めたらいいんじゃないかなと思っています。学童の見守りも 続けたいと思っています。
「参加されることで新たな展開が始まると思いますので、みなさん、ぜひ積極的に地元の自治会に参加されるよう にお願いしたいと思います」
連絡先:大和市民活動センターまで(046-260-2586)


第60回  2月3日  大和おやこ劇場

1980年3月、子ども達に仲間、時間、場所が少なくなってきたことを心配し、子ども達には「よりよい 文化環境の中でたくさんの仲間と豊かに成長してほしい」という親、教職員、青年の思いから立ち上げた会です。 約1400名の会員がいます。勉強と違って、正しいとか正しくないとかではなく、「感じる」ことを大事にしたいと 思っているので、たくさんいろんなものに出会わせて、たくさん感じることをつくってほしいと思います。
活動内容としては、舞台観賞、「おやこまつり」、キャンプがあります。「おやこまつり」では廃材などを利用 しておもちゃを作りますが、自分で作ったおもちゃには愛着がわき、また、「できた!」という達成した喜びが あります。つくっている時子どもは生き生きとしていて、それはお金では買えない財産となります。キャンプは 毎年夏に100名近い親子が参加します。自然の中で時間と仲間がたっぷりの中できずなが生まれ、毎年ドラマが あります。住んでいる地域が違う、普段は会えない友達もいっぱいできて、年4回の舞台観賞の時に出会って、 けんかした友達とも仲良くできたり…本当の自分を出しながら向かい合っていけること、母たちも見守っていける ところがすごくいいなと思います。
大きい子たちもサークルを作って楽しんでいます。いろんな年代の子ども、青年たちがいます。
「生の舞台芸術に触れて、その場の空気を感じる、それを気の合う仲間と一緒に感じる体験はとても素敵です。 心が躍り、それを共感し合える仲間がいる事は生きる力になります。そんな仲間をたくさん増やして親も子も 安心できるクラスや地域にしたい。是非是非仲間になってください」
連絡先:北部 046-276-1395
     南部 046-269-2247

 

第59回  1月27日  柳橋一丁目柳和会

柳橋一丁目柳和会は平成7年3月27日に設立され、平成20年4月20日現在の会員総数は78名です。会の指標 「明るく、楽しく、思いやり」のもと、ゆめクラブ大和(大和市老人クラブ連合会・89クラブで構成)の各事業部 主催の行事に参加したり、柳橋一丁目柳和会としてはサークル活動を通じて年長者の健康維持と融和(お楽しみ)に 努め、かつ地域の自治会と連携して地域の発展に努めています。
活動内容としては、まず、毎月1日の会報「柳橋一丁目柳和会だより」の発行があり、サークル活動の正確な 情報を会員に周知しています。次に、サークル活動として、グランド・ゴルフ(月4回)、サイクリング(月4回)、 泉の森ウォーキング(月1〜2回)、カラオケ(月1〜2回)があります。相川会長はものすごくご丈夫で、サイクリング で他の人が途中まで行った後も、1人で江ノ島まで行かれます。細身の体で頑健な方です。イベントとしては、 @会の運営を決める会議、A日帰り旅行、一泊旅行、親睦会、お花見会など、B公園に花を植えるなどのボランティア 活動、C交通安全、防犯、健康などに関する講習会を行っています。
会員が年々高齢化し、60歳代は現職を持たれて時間が取れないため会に入っていただけない。その問題を クリアして、若い方に入会していただいて会の活性化を図っていきたいと思っています。
「柳橋一丁目は、小田急江ノ島線の大和駅と桜ヶ丘駅の中間地点より大和駅寄り、大和警察署方向から柳橋 四丁目の信号を左に回った県道横浜・厚木線の南側に位置する地域です。どうぞお立ち寄りいただき、活性化の ためのお知恵を拝借できればと思います。また、当会のイベントなどに参加していただき、お互いに交流を 深めていきたいと考えております」
連絡先:相川 046-261-5538

 

第58回  1月20日  やまと国際フレンド委員会(IFC)

「やまと国際フレンド委員会(IFC)は、(財)大和市国際化協会のイベント、「大和国際交流パーティー」の 実行委員会OB/OGで作ったボランティア団体で、2006年4月に発足しました。メンバーは現在21名です。大和市には たくさんの外国人の方が住んでいますが、ともに大和市民として楽しく生活していくために、草の根交流、支援を 目指して活動しています。具体的には、国際化協会と共催で日本語スピーチ大会、「エスニック・ねっと」の発行、 やまと国際交流フェスティバルへの参加などをしています。
昨年初めて自主事業として「やまと国際アートフェスタ」を実施しましたが、99点もの作品が集まり、ペット ボトルのキャップ(エコキャップ)による投票で来場されたみなさんに好きな作品を選んでいただき、その キャップをワクチンとして世界の子どものために役立てたり、Tシャツを作って販売した収益をバングラディッシュ に学校を建てる一助にしていただいたりと、素敵な輪を広げることができたイベントとなりました。ぜひ今年も 続けていきたいと思っています。
近日中に予定されている活動として、3月22日(日)大和駅前東側プロムナードで「やまと国際フェスティバル」を 開催、実行委員としてIFCの有志が参加しています。また、同日「エスニック・ねっと第3号」を発行予定です。
「やまと国際フレンド委員会(IFC)ではメンバーを募集中です。大和で草の根の国際交流をしたいと思っていらっしゃる 方、ぜひご参加ください。毎月第2土曜日に市立病院裏の大和市役所分庁舎2階でミーティングをしていますので、 ぜひいらしてください。見学も大歓迎です」」
やまと国際フレンドクラブ(IFC)
TEL:(財)大和市国際化協会 046-260-5126

 

第57回  1月13日  NPO法人たんぽぽ

2005年9月より高齢者や障害者のための「車による外出介助サービス事業」を始めて3年経ちました。利用会員 も60名になり、運転会員7名がフル回転で利用会員さんの要望に対応しています。福祉車両に車椅子をそのままお乗せ してお運びしたり、運転会員が自分の車を利用してお手伝いをしています。
7名全員が介護の資格をまず取得して訓練された上でこの業務に携わっているので、その点は自信を持ってサービス できると思っています。
普段の利用としては、通院、通学や、お墓参りなどがあります。買い物、食事、小旅行などの利用もお勧めしています。 対象はご不自由な方々なのでいろいろな出費もあり、生活の中の外出の面だけでも援助ができればという意味も 込めまして、入会金とガソリン代などの実質的費用のみで利用していただき、年会費・月会費はありません。 これからこの福祉面での活動を続けるのに多くの団体が出てくると思いますが、その点はご配慮をいただければと 思います。
「運転会員、利用会員募集中、どんどん来ていただきたいです。HPや電話で遠慮なくぜひご一報ください。 宜しくお願いします」
NPO法人たんぽぽHP
TEL:046-219-0764

 

第56回 1月6日  中国武道 流星館 「中国獅子舞研究会・龍師会」

中国武道を行っている「龍星館」の10周年において、中国華僑の方々にお祝いの獅子舞を披露していただき、 この舞を自分たちの手で行いたいと発足致しました。メンバーは8〜10人、獅子と楽器(太鼓・シンバル・ドラ) のパフォーマンスを、大和市で行なわれるイベント、お祭り、またお正月等のお祝いで披露しています。
この先の活動としては、4月に龍星館の20周年大祭を行ないます。中国獅子舞の持つ意味が、駆邪と降福ですので 皆様の健康と平和のために、お祝い事などのイベントに参加させて頂ければと思います。
会への参加方法ですが、獅子舞も楽器演奏もカンフーの動きが基礎となっていますので、道場の武道門に入門 して頂き、獅子舞チームへの参加となります。
「今後も、市でのお祝い事、イベントには参加して行く予定ですので、獅子舞をご覧になる機会がありましたら、 是非、獅子に噛んでもらい、獅子に触れて下さい。邪気を祓い、無病息災という言い伝えがあります」
中国武道 龍星館HP

 

 

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