大和市民活動センター

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★第64回連続共育セミナー

「想いを伝えられる企画書を作ろう
     〜やりたいことを言葉にしよう〜」

 

広報用チラシ(PDF)

2014年12月6日(土)14:00〜16:00に行われた連続共育セミナーの内容(概要)をお伝えします。

 

講師:大谷 光久(おおがい みつひさ) さん

    株式会社ジェイコム湘南 横須賀局  営業部 販売促進チーム
    チームリーダー 家電製品アドバイザー(AV情報家電)

助成金・補助金申請書を書くとき悩みませんか?
どのように書けば“想いが現実になるか”を準備しましょう!

仲間がほしい団体、金銭的に悩んでいる団体の方々ぜひご参加ください。

 

 

内容

【はじめに】
大谷さんは、大和駅前に「小さな図書館」を作りたい、という構想を持っています。「小さな図書館」はだれもが無料で借りることができる本棚のことで、アメリカから始まりました。家の庭に可愛いらしい鳥小屋のような本棚が建てられていて、自由に借りて返すことができます。この構想のためのプレゼン資料がシンプルで見やすく、とてもわかりやすいと評判だったことから、今回のセミナーの講師を務めていただくことになりました。


【自己紹介】
会社では販売促進の業務を行っています。アイデアやコンセプトを作って実行していく人になっていきたいと思っています。個人としては、会社、地域活動、生活とを均等にやっていきたいと思っています。プレゼン資料を作る時、PCだとフォーマットにとらわれ過ぎると感じました。企画の中身ではなく、体裁や字体にこだわり過ぎてしまうと気付き、スケッチブックを買いました。

【今日お話ししたいこと 】

スケッチブックに、「今日お話ししたいこと」として、下記の6点が示されました。
その1 今日の目標(ゴール)

その2 企画制作の7つのステップ

その3 企画書の基本パターン

その4 企画書の失敗例

その5 やってみましょう!

その6 これからについて

 

【その1―今日の目標(ゴール)】

・企画書の抵抗感がなくなること
・企画書の「基本テンプレート」ですぐ
・企画の失敗事例や成功事例がわかること

 

【その2―企画制作の7つのステップ】
<ステップ1> まずは手書きで考えてみましょう。
えんぴつは最強のツールです。自分の思いをまずは紙に描いてみること。最初にPCを開くと、フォントなどの体裁にこだわってしまいます。本当に言いたいことはまず書く、思いを紙に書くのは重要なことです。

 

<ステップ2> 企画を何度もみかえしましょう。
1日経ってみかえすと「なんでこんなこと書いたんだろう」と思ったりします。3日後にまた見直す。締め切りぎりぎりにまた見返して思いを伝えられるようにする。反復練習することが企画書が上手になるコツではないかと思い、実践しています。水泳や自転車の練習のように反復練習します。

<ステップ3> それ(その企画書)は大和市民のみなさまにとって、「一番良いこと」なのでしょうか。
市民にとって一番良いことはなんだろうと考えてみます。病院を例にしますと、みなさんが改革しようとしていることは本当に患者様のためになっているのでしょうか…?このような視点で企画書をふり返ってみましょう。

 

<ステップ4> 自分の強みが企画書に入っているでしょうか。
3月22日(土)、J:COM湘南横須賀局1階多目的スペースで「 J:COM 地域応援イベント『春のわくわくJ:COM まつり』」を開催しました。横須賀市・商工会議所・事業者が一体となって行っている「すかりぶ(まちぐるみ定住応援事業)」とNPO法人横須賀創造空間の協力で、「意外と知らない地域の魅力を発見する」企画を行いました。 (地元新鮮野菜の販売「朝採れ!野菜マルシェ」、地産地消の弁当コンテスト、市内のグループによるベビーヨガやセラピー花育など親子で楽しめる「すかりぶ体験コーナー」、横須賀のソウルフード“のりだんだん”サミット、矢城潤一監督トークショーなどの多彩な催しものがありました。)


夏には三浦市(協力:市民協働課、NPO法人)、秋には逗子市(協力:観光協会、関東学院大学、NPO法人)でまつりを行いました。
私は大学時代にはボランティア活動を行っていました。YMCAに入ったり、NPO活動も行ってきました。これらの経験が今回の企画を立てる上で役に立ちました。J:COM湘南でNPOに関わっているのは私だけだったので、自分の強みを活かした企画になったと思います。
このまつりをやっていたら、神奈川新聞に載りました。春のまつりの時は知らなかったのですが、県の協働推進課から紹介してもらい、夏(三浦市)と秋(逗子市)のまつりが神奈川県の「企業・NPO・大学パートナーシップ支援事業(2014)」の地域活性化のマッチング事業になりました。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6188/p719095.html

 

 

<ステップ5> 三方よしの企画書になっていますでしょうか。
自分にとって、大和市民にとって、そして提案先の企業にとって良い企画でしょうか。2013年12月に大和市に「小さな図書館」を提案しました。
大和駅東口プロムナードガーデニングプロジェクトに参加し、マイガーデンにベンチを作りました。母親と小さな子が、自分のベンチに座って本が読めたいいなと思ったのがきっかけです。 「小さな図書館」をプロムナードガーデンや、店の空きスペースや企業が会社のスペースにつくると、大和駅前は老若男女が安心して憩える場所になり、お店ではお客様の滞留時間が長くなることで集客や売上につながる、会社にはまちづくりのための交流拠点となり、市民、お店、企業にとって良いのではないかと思います。
長野県の小布施町では「おぶせ まちじゅう図書館」を2012年から行っています。自宅やお店のスペースに本棚を置いて、自分の好きな本を置く。街角に『本がある』場所を通じて人と人とが繋がっていくことを目指した活動で、銀行やケーキ屋さんなどに小さな本棚が生まれています。

 

<ステップ6> GPDCAのG(ゴール)は決めましたでしょうか。
GPDCAとは、Goal(目標)、Plan(計画)、Do(実行)、Check(検証)、Action(行動)のことです。最初にゴール(目標)を決めましょう。ゴールを決めないと、自分のやっていることがわからなくなることがあります。GPDCAサイクルを何度も、高速で回して企画書を練り上げましょう。

 

<ステップ7> GPDCAサイクルのD(実行)が最も題字です。
いい企画でも実行しなくては意味がないです。実行しましょう。

 

 

休憩の後は実際に企画を立て、発表を行いました。

【その5―やってみましょう!】
「大和市民活動センターの活性化企画書を作ってみましょう!」ということで、参加者それぞれが企画書を書いてみました。A4用紙1枚に6つの項目があり、埋めていきます。

・タイトル

・提案したいこと

・どうしてそう思うのか

・どういうメリットがあるのか

・予算

・スケジュール

企画書にはこの6つが押さえられていれば問題ありません。書いてみて、その後整理していきます。まず、頭で考えたものを書く。そして発表することでそれを自分のものにしていくことができます。また、考えてみるといいことが浮かんできます。一人より、みんなで行う方がいい考えが浮かびます。

発表

・神奈川県のヘソ市民サミットを開く
・青少年の発案を取り入れて支援していくグループなどができてほしい。

・センター主催の、広がりとつながりが生まれるフォーラムを開く。その場でマッチングができる仕組みをつくってほしい。

・大和市と市民活動センターと市民がひとつにまとまってその成果を全国に発表する。

・カフェをつくってほしい。
・団体の具体的な活動が自治会と結びつくことで、地に根を張った成果が出てくるのではないか。連携するための役割りを担う。
・多様な市民活動創出のための人材確保。常勤スタッフの賃金確保が必要。
・地元で商売している企業と、市民活動センターの交流。活発な活動をしている人と企業が顔をつなぐこと。

・すべての人が利用できるコミュニティカフェ

・市民活動センターに「あってほしいもの」についてアンケートを取り、掘り下げていく。
・高校生と高齢者介護(施設)の交流会を開く。
・スモールオフィス機能があるといい。団体同士が顔見知りになると良い。
・カラーコピー機がほしい。
・団体に「3分間報告」をしてもらう。団体の現在の活動を知るため。
・活動のマッチングの場になる市民活動センター

 

(終わりに)
まずはえんぴつで「書いてみる」こと。 自分が伝えたいことは何か?どうしたら伝えられるか、企画書を何度も見返してみること。「伝えられる」企画書づくりも、反復練習が必要―など、わかりやすい企画書には理由がありました。大谷さんのスケッチブックに書かれた各ステップがとてもわかりやすく、なるほど、と納得でした。
この実践的な内容を企画書づくりにぜひ活かしてみてください。

 


 

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