大和市民活動センター


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★第30回連続共育セミナー

「活かそう!携帯電話でひろがりの輪 つながりの手」
    〜事業者が参加する「新しい公共」PART1〜

2010年4月24日(土)16:30〜18:30に行われた連続共育セミナーの内容(概要)をお伝えします。

 

お話はドコモショップ大和店の店長・股部さん、菅原さん、加藤さんです。

内容

携帯電話は便利である反面、知らずに使っていると思わぬことに巻き込まれてしまう可能性があります。実際にあった事件、トラブルの事例の内容を映像を使って紹介し、また、災害用伝言版や料金トラブルの内容をお話いただきました。

 

 

[振り込め詐欺]

振り込め詐欺は次々と新たな手口が発生しています。オレオレ詐欺、還付金詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺などがあります。

 

●オレオレ詐欺
「もしもし母さん?俺だよ、オレ」などと身内を装って電話をかけてきます。そこで「あ〜、太郎」などどは絶対に言ってはいけません。
犯人は「携帯電話を変えたんだけど、今そこに母さんのケータイあるかな?今から言う番号を押して」「押した?じゃあ発信ボタンを押して」と言って電話をかけさせ、被害者の携帯電話番号を入手します。数日後に電話をかけ直してきて「友達の借金の保証人になってしまって、今日の3時までに金を振り込まないと債権者が会社まで押しかけてくるんだ…200万円なんだけど…」などと言って被害者に銀行のATMに行くように頼み、ATMでは携帯で振込先を指示し、振り込ませます。

連帯保証人の他に、交通事故示談金、会社の金を持ち出してしまったなどと語るときもあります。
ATMで振り込ませる他に、バイク便や宅配業者、書留、小包を利用させる手口があり、振込み確認後、さらに振り込みを要求してくることもあります。詐欺グループはどんどん進化しています。

 

対策は…

家族だけの合言葉を決めましょう。
「電話番号が変わった」と連絡がきたら、必ず以前の番号にかけてみましょう。
電話でお金の話が出たら振り込め詐欺だと疑いましょう。電話でお金の話はしないことです。
携帯電話を持ってATMには行かないようにしましょう。

 

 

●還付金詐欺
「還付金を受け取る手続き」とだましてATMに電話で誘導し、お金を振り込ませる詐欺の手口です。被害件数が年々増加しています。

 

対策は…
「携帯電話を持って ATMへ」と言われたら、詐欺と疑いましょう!
ATMには携帯電話を持っていかないようにしましょう。
還付金をATMで返還することが絶対にありません!
一人で判断せず、専門機関に相談しましょう!

 

 

●架空請求詐欺
利用していないサービスの料金や買った覚えのない商品の代金を支払うよう、請求してくる詐欺の手口です。
メールではドコモを騙ったメールが届き、サイトへのアクセスをするように誘導したりしています。
また、利用料無料などを謳い出会い系サイトへ誘導する手口があります。会員登録のために携帯電話番号、生年月日、メールアドレスを送信させます。会員ページに入るとコンテンツの利用は無料のように見せながら、利用規約には大変高額な利用料が書いてありますが、被害者は気付きません。もし利用してしまっても支払う必要はないので、すぐに消費生活センターに連絡しましょう。
電話では、ご自宅の電話に着信があり受話器を取ると「NTTドコモです。未納金がありますのでガイダンスに従って操作してください」と自動音声ガイダンスが流れ、ガイダンスに従って操作させて個人情報を聞き出したり、不正に料金の振込みを要求します。

 

対策は…
一方的に送られてきた連絡先には連絡しないようにしましょう!
信頼できる会社を名乗っていても安心できません。必ず確認しましょう!
家族や消費者センターにまず相談しましょう!
裁判所から書類が届いた場合は絶対に無視してはいけません。裁判所に問い合わせましょう。

 

 

 

 

 

[トラブルに巻き込まれないために]

 

・メールの受信/拒否設定をしましょう。一度迷惑メールが届くと延々といろいろなところから届くことがあります。これは業者間でメールアドレスをやりとり(売買)しているからのようです。この場合はメールアドレスを変えてしまうと良いでしょう。メールアドレスは記号や数字を入れたなるべく長いものが良いでしょう。


・子どもの携帯電話は有害なページに つなげないためにフィルタリングサービスを利用しましょう。

 

・着信した電話番号表示をきちんと確認し、登録していない番号は出ないようにしましょう。知らない番号には折り返して電話をしないようにしましょう。公衆電話からかかってきたもの、非通知設定、通知不可能などの表示が出たら、絶対に出たり、かけなおしてはいけません。

 

・お金を振り込む前に必ず誰かに、警察に、相談しましょう。

 

 

 

 

 

[災害に備えて]

・ドコモには「iモード災害用伝言版サービス」があります。震度6弱以上の地震、大規模な災害が発生した場合、安否情報の登録や確認ができるサービスで、申し込み不要、無料で利用できます。もしもの時の為に使い方を確認しておきましょう。

 

・緊急速報「エリアメール」は気象庁からの緊急地震速報を携帯電話で受取ることができるサービスです。震度4以上の強い揺れがくると気象庁が推定した地域のみに配信されます。受信時には専用の警告音が鳴ります。申し込み不用、無料です。

 

 

 

[その他]

 

・パケット通信は文字や画像の情報を小さなまとまりに分けて運ぶ通信方式です。利用した時間は関係なく、情報の量で料金が決まります。料金プランをサービスを見直してみましょう。

 

・携帯電話をなくしてしまったら、使っている携帯電話会社に連絡しましょう。必ず自分の番号はわかるところに控えておきましょう。

 

 

 

[終わりに]

ドコモショップ大和店のみなさんからの携帯電話のおすすめ機能は…

 

(菅原さん)ワンセグでテレビが見られます。ただし、バッテリーの消費に気をつけてください。

 

(加藤さん)docomoショップ大和店の携帯電話教室をご利用ください。ドコモの携帯じゃなくても大丈夫です。

 

(店長の股部さん)GPSを利用したナビ機能は大変便利です。ただしパケット代がかかるので必ず定額制の料金プランにしましょう。他には携帯電話の計算機も便利に利用できますし、歩数系のついた携帯電話もあります。

 

 

 

参加者は携帯電話で困っていることなどを個別に相談して解決してもらいました。
今後も事業者のみなさんの社会貢献、「新しい公共」への参加をお待ちしています。

 

 

 

第29回共育セミナー

 

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