★第31回連続共育セミナー
「市民活動センターのきのう、きょう、あした」
2010年5月22日(土)14:00〜16:00に行われた連続共育セミナーの内容(概要)をお伝えします。
内容
大和市民活動センターは今年度、事業者の「新しい公共」への参加について、さまざまな角度から取り組んでいます。
前回の共育セミナーでは「ドコモショップ大和店」が携帯電話でのトラブルから身を守る方法について「ケータイ安全教室」を開きました。その後、老人会での教室開催や、参加者(事業者の方)がドコモショップのアドバイスで携帯メールでの情報配信ができるようになったなど、いくつかの展開がありました。
今回のセミナーも、主に事業者の「新しい公共」への参加について意見が交わされました。
(ドコモショップ大和店 副店長村上さん)
・大和市内に店があるが、ドコモの携帯電話を使っていなかったら入ってはいけないのではないかと思われているようですが、どこの携帯電話をお使いでも気軽に来店していただきたいと思っています。携帯電話の質問にお答えします。
・「ケータイの使い方」「ケータイ安全教室」を開催していますが、情報発信をより多くの方にしていく方法をアドバイスしてもらえればと思います。
・老人会などでの教室開催を増やしていきたいと考えています。市民活動センターを会場として使用できればと思います。
(参加者の意見)
・どこまでが事業者の行う社会貢献活動なのか、またどこからが営利につながる活動なのか、見極めが難しい点がある。
・PCは使わないが携帯電話を使いたいという高齢者はいるので、「ケータイ教室」の需要はあると思う。
(大和市役所市民活動課)
・企業の社会貢献活動には3つのパターンがあります
(1)現金型…助成金
(2)派遣型…社員を派遣するもの
(3) 営業型…企業の得意分野を使って社会貢献するもの
・契約(市などと正式に契約します。大和市の場合はイオンと災害時のテント供出などの契約をしています)
・口コミ
・ドコモショップ大和店の場合は(3)営業型(口コミ)の社会貢献活動となりますが、どこまでが社会貢献でどこからが営利なのか、難しいところです。
(終わりに)
事業者の「新しい公共」への参加をどのように拡げ、またどのように支援していけるか等、課題はあります。
最近では、大和市内の美容室「カットサロンみどり」が市民活動センターに登録し、店内に高校生の絵や短歌を飾ったり、職場体験の機会を提供などをされています。地域に芽ばえ始めたた小さな芽を大切にし、大きな輪にしていければと思います。