★第92回連続共育セミナー
オンライン(ZOOM)共育セミナー
ZOOMで「意見交換交流会」
〜参加者のみんなが“しゃべり手”
みんなが“聞き手”〜
「活動をつなぐ・拡げる」役割を発揮
ONLINEでの共育セミナー。どうなることかと思っていましたが、参加団体の動画作成に工夫が感じられ、とにかく面白く楽しかったです。
コロナ禍では対面での活動が出来ない状況で、それぞれの団体が工夫して活動を続けていることに感動を覚えました。
参加された団体同士がそれぞれの動画を観て、この部分は繋がれるのでは?と思われるいくつかのアプローチがあったことは大きな成果だったと思います。参加してよかったと思われるセミナーになったのではないでしょうか。
動画作成にあたっては、市民活動センターのサポートが大きかったとの感想を聞いて、スキルを持って団体の活動支援が出来たことはとてもよかったと、元スタッフとして誇らしく思いました。そして、活動をつなぐ・拡げるという本来のセンターの役割が発揮できたこともONLINEセミナー開催の成果と思われます。
コロナ禍にあって、カッコーフェスタ、共育セミナーとONLINEで開催できたことは、新しい市民活動の可能性の広がりを感じました。人間はピンチをチャンスに変えられる能力と知恵を持っていると、参加団体の活動を頼もしく思いました。コロナ感染が収束し、人と人が会ってつながりを実感できる日まで、工夫を重ねて活動をつなげていただきたいと、心から思いました。
参加された方から手話で拍手の仕方を教えていただき、参加者全員が手話拍手で称え合えたのもよかったです。ZOOM での参加でも違和感なくセミナーに参加出来ました。 (サポーター:石川美恵子)
少し緊張−イベント運営としての改善点も
私は「玉すだれ演芸の会大和」の紹介動画を作成し、製作者の立場から「こういう動画を作れたらいいな」という話を聞きたいなと思い参加しました。
共育セミナーに参加して、1つ目に写真や動画を簡単に組み合わせただけの動画も、注目を集めていたことに気づきました。「引地川水と緑の会」は、撮影した引地川の動画や、小中学生が川に入ってゴミを集めている動画を単純に繋いで、文字をほとんど使わずに動画を作っていました。ですが、参加者から「文字がない分、訴えるものがある」といった話もありました。複雑な技術を使うよりも、そのままの動画や写真で表現する方が伝わる時もあるのですね。
2つ目に多くの市民活動団体が自分で動画制作できるよう望んでいることを気づきました。「動画を作る技術を身につけるためにセンターの方々からまたお話を聞きたい」と話す参加者もいました。センターとしてもよりよく伝えられる方法を模索する必要があると思いますが、サポーターとしては動画制作が得意な団体が中心に教え合う関係があってもいいのではないかと思いました。
一方で今回の共育セミナーでは、雰囲気が硬さから話しづらさを感じ、質問時間も短く思ったことから、参加者との交流に物足りなさを感じました。共育セミナーには正装の方もいて、進行も時間の区切りを細かくやっていたので少し緊張してしまいました。
参加者が気軽に交流するために、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使って、少人数で自由に話せるような場があればいいなと思います。時間でメンバーが入れ替われば色々な人たちと話せるのではないでしょうか。
イベント運営としての改善点も見えたと思います。
(サポーター:尾畑 翼)